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システムで顧客情報の管理をしていれば誰もが経験する、データの悩み。
顧客データをSMPに登録してメールマーケティングやナーチャリング施策を効果的に実施したいのに、顧客情報がバラバラに保存されていたり、入力ミスや古い情報が混ざっていたり…。
『このデータ、本当に使えるの?』と不安になったことはありませんか?
本記事では、お客様が保有しているデータを活用できるデータにするためのデータクレンジングの効果と運用事例をご紹介いたします。
01成果が出ない原因は、リード情報の表記ゆれかも・・・?
実際に、SMPでリード情報の管理を行っている方はこんな課題を抱えています。
上記のような課題の原因の一つとして考えられるのが、リード情報の入力ミスや表記ゆれ。
例えば、メールアドレス形式が統一されていなかったり、会社名や役職名の表記がバラバラだったりするのです。
図1:活用しづらいデータの例 |
このような状態では、せっかく集めたリード情報も宝の持ち腐れになります。
また、正確な分析ができずに、効果的な施策も実行できません。
結果として、あなたの時間やコストを無駄にしてしまうだけではなく、顧客の満足度や信頼の低下にもつながりかねません。
02クレンジング機能で効率的なリード管理とコスト削減を実現!
「表記ゆれの課題は認識しているけど、
手作業でデータを修正する時間と労力には、キリがない…。」
そのように感じる方も多いと思います。
しかし、SMPのデータクレンジング機能を使えばそんな不安を感じる必要はありません!
予めルールを決めて設定しておくだけで、入力ミスや表記ゆれがある箇所を自動で修正を実行します。
図2:クレンジング実行のイメージ |
03SMP利用者の運用成功事例をご紹介
「どんなクレンジングの設定をすればいいのだろう…?」
以下では、そのようなお悩みを解決するためにシャノンのお客様の運用例を3つご紹介いたします。
方法1 メールアドレス形式を統一し、エラーメールを削減
図3:クレンジング実行イメージ |
メールマーケティングでよくあるのが「@」が全角になっていることでエラーメールになってしまうこと。
メールアドレス形式があっていないだけで、リードへのアプローチ機会を逃してしまうのはとてももったいないことです。
そのような問題はクレンジングの「全角⇒半角」変換の機能で解決できます!
上記のような設定により、全角の@も自動的に半角にできるため、エラーメール発生率を減少させることができます。
方法2 法人格の表記ゆれを修正
図4:クレンジング実行イメージ |
顧客データをSMPに登録したが、元々のデータで「(株)○○」「株式会社○○」のように会社名が統一されていないため、同じ会社のリードでも会社名で検索したときに出てこない…
これも、よくあるケースです。
そのような問題は、クレンジングの「法人略称統一」変換の機能で解決できます!
上記の設定により、会社名の検索によるリードの抽出漏れを防ぐことができ、会社ごとのリード数の把握もしやすくなります。
法人略称統一のルールについて
法人略称は、全角カッコ・半角カッコどちらであっても変換されます。なお、(他)など、統一不可能な法人略称もあります。
方法3 役職ランクの付与
図5:クレンジング実行イメージ |
役職に応じたスコアリングによってセグメント分類を行っている方が見落としがちなのが、
役職名の表記ゆれ。
役職は、会社ごとに使用する役職名や定義が異なっており、正しくセグメント分けができていないこともあります。
そのような問題は、クレンジングの「役職ランク付与」の機能で解決できます!
上記の設定により、役職ランクによってセグメント分類ができるため、HOTリードの抽出漏れを防ぐことができます。
役職ランク付与のルールについて
新規作成したリード基本項目に役職ランクを格納するように設定する必要があります。
なお、役職ランクは以下マニュアルに記載しているルールで付与されます。
▶マニュアル:役職テーブル
- 「カスタム変換ルール」を利用することで、自社の基準に合わせて変換ルールを作成することもできます。
カスタム変換ルールの作成方法については、以下のマニュアルをご参照ください。
▶マニュアル:カスタム変換ルールの登録
04クレンジング機能を使うために、まずは有効化しましょう
今回ご紹介した3つを設定するだけでも、以下のような効果が見込めます。
クレンジング機能の設定を試してみたい!と思っていただいた方に、まず行っていただきたいことは
機能の「有効化」です。
弊社担当営業までご連絡いただけましたら、有効化の対応を行いますのでお気軽にお申し付けください。
05データクレンジング設定を行いましょう
有効化が完了したら、実際にデータクレンジング設定を行いましょう。
クレンジング機能の具体的な設定方法については、こちらの記事をご覧ください。
「コンテンツを見ても設定方法が分からない」
「不安なので、設定を確認しながら行いたい」
そのような場合は、カスタマサポートにお問い合わせください!
カスタマサポートでは、ZoomもしくはTeamsを活用し実際にお客様より画面を共有いただきながら、不明点を解消していただく、「画面共有サポート」をご利用できます。
サポートへのお問い合わせ方法は、下記ボタンよりご確認ください。
06自社課題に合わせたリード管理方法を教えてほしい!という方へ
「データクレンジング含め、自社ではどのようにリード管理をしていけばいい…?」
と不安を感じた方もいると思います。
弊社では「運用代行パッケージサービス」というサービスもご用意しており、
弊社担当者がお客様のデータ状況や課題にあわせて、最適なリード管理設定をご提案いたします。
運用代行パッケージについて詳細を知りたい方は、以下のバナーをクリックしてご確認ください。
07まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
データクレンジングは、単なるデータ整理ではありません。
あなたのマーケティング戦略を成功に導くための強力な武器となります。
クレンジング機能を活用し、成果につながるマーケティング施策につなげましょう!