「メールを送信しても、なかなか開封してもらえない...」
「リードの興味関心が引けるようなメールの作成方法が分からない...」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
せっかく時間をかけて作成したメールも、開封率が低ければ成果に繋がりませんし、気軽に送ることができるメールだからこそ、より多くのリードに見ていただけるように作成したいと思っているはずです。
リードに開封してもらえるような効果的なメールを作成するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
この記事では、効果的なメールテンプレートの作成ポイントを詳しく解説します。
目次
01効果的なメールテンプレートの作成ポイント
メールは「メルマガで興味関心度を図る」で説明したように、リードの興味関心度を図るために重要なものです。
しかし、興味関心が低いリードにメールを送ったり、内容が散漫なメールでは、リードの興味関心を正確に測ることはできません。
そのため、情報を欲しているであろうリードに、分かりやすく充実させたメールを作成することを心がけましょう。
本記事では、メール作成のPOINTは主に以下の4つにまとめ、ご案内します。
- ターゲットの決定
- タイトル
- 本文の構成
- 作成後の確認
図1.メール作成のポイント |
1-1.ターゲットを決定する
まず第一に行うことは「メールを送信するターゲットを決定する」ことです。
ターゲットを決めずに、メールの送信を行った場合、リードの興味が散乱してしまう事が考えられます。
興味のないメールを受信した場合、開封率の上昇や、クリック率の増加を見込むことは難しく、それが頻繁に続いてしまうと配信停止率に繋がってしまう可能性もあります。
無作為に抽出したリードに対してメールを送るのではなく、リードの求めている情報が何かを理解したうえで、その状況に応じたメールを送信する事が重要です。
そのため、まずはじめに「誰に対してメールを送信するのか」「そのリードは何に興味があるのか」をある程度絞ったうえで、メールの作成に取り組む必要があります。
- 管理者としても「クリック率をあげる」「キャンペーン申込数を増やす」など、明確な目的を決定することで、ターゲットの解像度をあげることが可能です。
1-2.タイトルで興味を引く
メールを送信後、リードが一番最初に目につくものは、タイトルです。
タイトルが自分に関係するものなのか、タイトルに興味が湧いたかが、そのメールを読むか読まないかを決めてしまいます。
メールを受信したリードの興味を惹けるようなタイトルを決めるために、いくつかのポイントを踏まえて作成を行いましょう。
タイトルは15文字から30文字以内
タイトルが長くなってしまうと、タイトルが見切れてしまい、いったいこのメールが、何のメールなのかリードは把握できません。
また、他のメールと一緒に埋もれてしまう可能性もあります。
スマートフォンやPCなどの機種には寄りますが、基本的に15文字から30文字で表示されるため、その限られた文字数で、リードの印象に残るようなタイトルをつけましょう。
重要なことは左に記載
タイトルは文字数が限られているため、重要なことは左に記載し、開封せずともメールの内容に記載されているものを把握してもらえることや、リードの興味が湧くような印象的な言葉をいれることも意識しましょう。
補足
項目 | チェックポイント |
---|---|
メールの受信者が気になるポイントを隠す | なぜ?/なにを?/どのように? |
冒頭に印象的な数字 | 〇名限定/何割/売上〇倍/〇% |
具体的なターゲットが明確なもの | 部署/役職/職種/事例企業名 (宛先もターゲットと一致させる必要があります。) |
断定型と問いかけ型 | 顧客心理に訴求します。 |
ホラーストーリー系 | 課題/解消/改善 |
サクセスストーリー系 | 解決/回復/本質 |
- タイトルの他に、送信者名を受信者と接点のある担当者名にすることで、クリック率と開封率の上昇を見込むことが可能です。
1-3.メールの構成を考える
たとえタイトルに惹かれて開封したとしても、内容が分かりにくければ、リードはメールを閉じてしまいます。
そのため、リードがメールを開いた時からある程度「何が書いてあるのか」が分かるように構成を考えたうえで、メールの作成を行う必要があります。
また、作成の際にはどのようにしたら開封してくれるのか、クリックしてもらえるのかを意識して作成を行いクリック数の向上を目指しましょう。
では、メールを作成するにあたっての構成のポイントを抑えていきましょう。
図2.メールテンプレートの構成ポイント |
冒頭に目次を付ける
冒頭に目次を付けることで、ファーストビュー でこのメールがどのような内容なのかを把握することができます。
実際に、弊社で行ったABテストでも、メール冒頭に目次がある場合は、目次なしのメールに比べて、コンバージョン率が4倍、クリック率が1.6倍になることがわかりました。
本文は端的に重要なことを書く
まず、お客様はメールを開いて最初に見た情報から、続けて読むかを判断します。
本文はスクロールされないことを想定した上で、重要なことから端的に記載していきましょう。
URLなども上部に表示することで、クリック率の向上を見込むことが可能です。
ファーストビューだけではなく、本文もリードが読むことを考え、シンプルで端的な文章で記載することや、文字だけではなく画像で補えるところは画像を使用したりと、リードが見やすいメールを作成しましょう。
デザインを考える
HTML形式の場合、画像や色などの設定が可能なため、バナーやボタンを設置するなどを工夫することで、視覚的にも分かりやすく、クリックされやすい傾向があります。
また、メール作成時のデザインルールを決めることで、自社のメールだと認識してもらい、リードがメールを開いた際に必要な情報をある程度あたりをつけ見ることができます。
1-4.作成したメールを確認する
メールは作成するだけで終わりではありません。
メール作成後は、リードに送信する前に自身に送るなどして、客観的に作成したメールを見ることが重要です。
全体的に読みにくい(読めない)メールを送らない
編集する際は気づかなくても、実際にスマートフォンやPCで見た際に、読みにくさを感じたり、一部文字やデザインがメーラーによっては表示できないことがあります。
例えば、環境依存文字を使用すると編集画面では確認ができていても、受信して実際メーラーで閲覧すると文字化けする可能性があるため、使用は推奨していません。
リードがメールを閲覧したときに、本文が崩れていたり、文字化けで読めなかったりしてしまうと、閲覧やCV数に大きく影響が出てしまうため、「読める」メールをめざしましょう。
さまざまな環境でみる
PCやスマートフォンなどの媒体だけではなく、OutlookやGmailなどのメーラーも種類があり、リードがメールを見る環境というのは三者三様です。
そのため、「スマートフォンで、このメーラーで見た場合見え方は問題ないか」「PCとスマートフォンの見え方を比べて違和感がないか」などをできる限り確認しましょう。
どの環境でみても違和感がないように編集を行うことが重要です。
02より効果的なメールテンプレートを作成するために
リードにより効果的なメールをお届けするためには、定期的にメールテンプレートの見直しを行う必要があります。
例えば、メールの件名や文面、ボタンの色など、さまざまな要素を少しずつ変えて、どちらがリードの反応がいいかを検証するために、「ABテスト」を実施しましょう。
ABテストの結果をもとに、メールテンプレートの内容を随時更新して、
お客様の興味を引き、より多くのアクションに繋がるメールを作成しましょう。
メールの効果を測定する「ABテスト」に関する詳しい情報は、以下のコンテンツを参考ください。
03補足情報
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04まとめ
この記事では、メールテンプレートの効果的な作成方法・確認方法についてご紹介しました。
開封率やCV数が伸び悩んでいる場合は、メールテンプレートの見直しをおすすめします。
作成したメールを、受信したリードがどのように見ているか客観的に分析することで、より効果的なメールテンプレートを作成することができます。
ぜひ、本記事で紹介した方法を試してみてください。