QuickSightからCSVダウンロードする際のデータの行数については、QuickSightで作成されたグラフのビジュアルタイプの種別によって上限値が異なります。
以下に、ビジュアルタイプ別による制限を紹介します。
図1:ビジュアルタイプ |
1.ビジュアルタイプ別の制限について
ビジュアルタイプ:テーブルチャート(テーブル)の場合
最大で100万行または 500 MBのデータ (いずれか最初に上限に達したほう) が上限値となります。
※上記を超える可能性がある場合は、フィルタ機能でデータ量を調整してCSVダウンロードを行ってください。
ビジュアルタイプ:テーブルチャート(ピボットテーブル)の場合
ピボットテーブルでは下と右へのスクロールがサポートされています。
行に最大 20 のフィールド、列に最大 20 のフィールドを追加でき、最大で50万行が上限値となります。
テーブルチャート以外のビジュアルタイプの場合
各ビジュアルタイプに適用される表示制限によって上限値が異なります。
例えば、下記グラフにあるように、「ビジュアルタイプ:棒グラフ、水平」の場合は、Y軸の表示上限数は2500のため、CSVファイルでダウンロードできる最大値も2500行までとなります。
ビジュアルタイプ | 項目 | 行数制限 |
---|---|---|
棒グラフ、水平 | Y 軸 | 2,500 |
棒グラフ、垂直 | X 軸 | 2,500 |
コンボグラフ | X 軸 | 2,500 |
ヒートマップ | 行 、列 | 100 |
折れ線グラフ | X 軸 | 10,000 |
円グラフ | グループ/色(スライスの数) | 20 |
ツリーマップ | Group by (グループ化の条件)表示された正方形の数 | 100 |
1万行以上のデータをQuickSightで一括でダウンロードしたい場合は、作成したグラフのビジュアルタイプを「テーブル」に変更することで、ダウンロードすることが可能となります。
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