そのため、用途によっては使い分ける必要があります。
以下、それぞれの送信時の仕様と用途やメリット・デメリットについて案内します。
図1:送信ウィザード>送信者指定方法 |
1.「送信ユーザ指定」と「検索条件指定」の違い
メリット・デメリット、利用用途など、2つの違いについて
メリット | デメリット | 利用用途 | |
---|---|---|---|
送信ユーザ指定 |
・送信対象者内からのピックアップ調整が簡単(チェックボックスをON,OFFで調整できる) |
・送信リードが固定 ・送信条件(検索条件)を後日確認できない ・500人までしか送信できない |
・送信リードを変動させず固定したいとき ・検索条件内から更に対象者をピックアップしたいとき |
検索条件指定 |
・予約後のリード更新にも対応できる ・送信条件(検索条件)を後日確認できる ・大人数に同時に送信できる |
・検索条件内からのピックアップ送信ができない(検索条件に一致しているがこの人には送らないといった調整ができない) |
・大人数に同時に送信するとき ・メール配信後の反応、リード分析を行いたいとき |
2.「検索条件指定」にする場合
送信される対象や特徴について
「検索条件指定」では、メール送信前に指定した検索条件で再検索を行い、該当したユーザーに対してメールを送信します。
予約配信の場合、配信が実行される直前に再検索が実行されます。
『メール送信予約が実行される時点』で検索条件に一致した件数=メール送信件数となります。
「検索条件指定」の用途について
送信予約後、検索条件に該当するリードの変動に対応したい場合に適しています。
メリットについて
- 送信履歴を確認した際に、指定した検索条件の確認が可能なので、どういったリードを対象に送信したかの履歴を追うことが可能です。
- 大人数に同時に送信できます。
図2:検索条件指定のウィザード利用履歴 |
注意
500件以上のリードに送信したい場合は、「検索条件指定」のみとなります。デメリットについて
- 検索条件内から更にピックアップして送信を行うことには対応していません。
- 予約時に指定したリードにのみ送信したい場合は、送信までにリード数が変動することがあるので、検索条件指定は適していません。
3.「送信ユーザ指定」にする場合
送信される対象や特徴について
「送信ユーザ指定」では、送信ウィザードの設定で検索条件を指定し、次の画面で条件にヒットしたリードの一覧とチェックボックスが表示されます。
この画面で個別にチェックを入れてリードを指定することで「送信ユーザー指定」となり、指定したリードのみにメールが送られます。
注意
最初の設定で検索条件を指定していても送信ユーザー指定に変わります。
図3:送信ユーザ指定画面 |
「送信ユーザ指定」の用途について
送信予約を行う場合、予約から実際送信する間に、リードの変動があったとしても、予約時に設定したリードに固定して配信したい場合に適しています。
メリットについて
検索条件内からチェックボックスを付けはずしすることで、更にピックアップして送信を行うことが可能です。
デメリットについて
- 送信予約を行う場合、予約から実際送信する間に、検索条件に該当するリードの変動に対応したい場合は利用できません。
- 送信履歴を確認した際に、指定した検索条件の確認ができないため、どういったリードを対象に送信したかの履歴を確認することができません。
図4:送信ユーザ指定のウィザード利用履歴 |
注意
- 500件以上のリードに送信しようとした場合は、「送信ユーザ指定」は対応していませんので、下記アラートが表示され、自動的に「検索条件指定」のみに切り替わります。
対象件数がXXX件で、多すぎるため送信条件での送信になります。個別送信したい場合は、より絞り込んだ送信条件を作成してから再度送信ウィザードから送信してください。
アラートの詳細については以下FAQをご確認ください。
[FAQ]メールの送信時に「対象件数がXXX件で、多すぎるため送信条件での送信になります。個別送信したい場合は、より絞り込んだ送信条件を作成してから再度送信ウィザードから送信してください。」と表示されますが、どういったエラーでしょうか。 - 極端に多い件数で予約送信しようとした場合は、下記エラー文言が表示され、完了できないことがあります。
たいへん混み合っています。しばらく時間を置いてもう一度行ってください。
4.実際に送信された対象件数の確認方法
- 送信ウィザードを利用した[メール]タブを開きます。
※全キャンペーン管理で設定した場合:青い画面の[メール]タブ
※個別キャンペーン管理で設定した場合:オレンジの画面(設定を行ったキャンペーン)の[メール]タブ - 左メニューにある[ウィザード利用履歴]を開きます。
- 登録日時を確認し、[送信状況]に表示される数字が送信された件数になります。
図5:ウィザード利用履歴の[送信状況]の確認方法