メールの送信エラーとは、メール送信後に、以下の仕組みによって発生します。
一般的なメールの仕組みと同様にSHANON MARKETING PLATFORMからメールを送信すると、
最初にすべて送信成功となります。
送信したメールは幾つかの中継地点を通り、
送信先メールサーバに辿りつき、その送信先のユーザーにメールを届けます。
その送信の流れの中で何らかの理由により、メールを届けられない場合に、その結果報告を送ります。
この結果報告をエラーメールと呼びます。その結果報告を受けて、送信の結果をエラーとして反映します。
1.即時エラーとなる場合
送信先メールサーバよりエラーの応答があり、即時エラーとする場合です。
送信先メールサーバから受け取ったエラー内容をデータベースへ反映いたします。
エラー原因で多く見られる応答コードは、”42550” (ユーザーがいない場合等)です。
図1:即時エラーとなる場合 |
2. 時間を置いてエラーとなる場合
送り先メールサーバより送信成功の応答があったが、時間を置いてエラーメールが返信される場合です。
エラー内容の詳細な判断ができかねるため、全て90000のエラーコードをデータベースへ反映いたします。
図2:時間を置いてエラーとなる場合 |
詳しくは以下マニュアルをご覧ください。
3.一般的に多い送信エラー例
一般的に多い送信エラーの例をご案内します。
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【1】コード:42550
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メールボックスが使用不能。ユーザーが存在しない、
あるいは、着信拒否されたことを表します。
(例)メールアドレス形式の@より前が存在しない、もしくは見つからない。
リード(申込者)側で受信拒否をしている、リード(申込者)側のメーラーでスパムメールと判断されている等。
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【2】コード:41605
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DNS 検索で MX レコードが見つからなかった(送信先メールサーバが存在しない)、
DNS サーバにアクセスできなかったことを表します。
(例)メールアドレス形式の@より後ろが存在しない、もしくは見つからない等。
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【3】コード:42554
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送信先メールサーバのメール処理に失敗したことを表す。
送信先のメールサーバに障害が発生し、
メール受信中にエラーで中断された場合に表示されます。
(例)送信先のメールサーバの障害が発生し、受信が中断された場合等。
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【4】コード:41606
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再送を繰り返したが配信ができないまま再送期限を過ぎてしまったことを表す。
再送が行われるのは、サーバが応答を返さない場合など特定のエラーが発生した場合のみとなります。
再送間隔は、基本は約30分に1回再送し、約24時間の間再送り続け、その後エラー処理されますがドメインごとに設定を変更しているため状況によって異なる場合があります。
(例)リード(申込者)側のメールサーバーが応答しない、メールボックスの容量が足りない等。
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【5】コード:90000
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送信先メールサーバが正常受信した後に、転送先でエラーになった事を表す。
(例)送信先(TO)に指定したメールアドレスには正常に送信されたが、BCC、CCに設定したメールアドレスが誤っていた等。
4.関連マニュアル
以下、メールの送信エラー一覧です。
その他のエラーや、対応策に関しては以下をご参照ください。