目次
1. 新トラッキングバージョン移行の概要・背景
シャノンのトラッキング機能には2種類のバージョンがあります。
旧トラッキング(cam2.js)についてはWEBパーソナライズ機能・動画機能がサポート対象外となります。その為、旧トラッキングをご利用中のお客様環境ではWEBパーソナライズ機能・動画機能に関するリードの閲覧/視聴履歴を取得することができませんので新トラッキングへの移行を推奨いたします。
■トラッキング機能のマニュアルについて
・トラッキング機能(cam2.js)に関するユーザーマニュアルはこちら
・トラッキング機能(cam3.js)に関するユーザーマニュアルはこちら
2. トラッキングバージョン(cam2.js,cam3.js)の確認方法について
ご利用ドメインの現行トラッキングバージョンの確認方法
全キャンペーン管理モード(サイドメニューが青色の画面)から確認を行います。
「トラッキングタグ出力バージョン」が「2」となっている場合、旧トラッキング(cam2.js)を利用しています。
[全キャンペーン]>[設定]>「システム設定」>[トラッキングタグ出力バージョン]の値を確認します。
図1:トラッキングタグ出力バージョン確認方法 |
3. 新トラッキング(cam3.js)移行の影響範囲について
下記に該当する実装をされているお客様は移行前に、個別にトラッキングタグの張替えに伴うjavascriptのメンテナンスが必要になりますので通常の移行手順に加え、カスタマイズ実装部分の改修を行う必要があります。
①お客様ポータルページにSMPで発行した旧トラッキング(cam2.js)タグを実装している。
②GA連携/ファイルクリックイベントのトラッキングカスタマイズ実装している。
■影響範囲別対応手順表
影響範囲 | 内容 | 移行対応に必要な手順 |
---|---|---|
①・②のいずれかに該当するお客様 | トラッキングタグ(JS)の貼り替え修正が必要です。影響範囲調査のご協力をお願いいたします。 | |
①・②どちらにも該当しないお客様 | 通常の手順で移行が可能です。 |
6.移行対応手順について |
4. 影響範囲調査のご協力依頼事項について
お客様の旧トラッキング(cam2.js)のご利用状況から新トラッキング(cam3.js)への移行の影響範囲を調査
させて頂きます。移行をご希望するお客様は影響範囲調査のご協力をお願いいたします。
【影響範囲調査ご留意事項】
影響範囲調査は、お客様の環境をすべて網羅的に行っているものではありません。
添付しております、「影響範囲調査チェックシート」の【調査についてのご留意事項】を
ご確認の上、影響範囲調査のご協力をお願いいたします。
【 影響範囲調査ご協力依頼事項について】
お客様サイト・SMP申しみフォームのトラッキング実装状況、トラッキングのカスタマイズ
の実装状況を調査いたします。影響範囲チェックシートにご記入の上、弊社カスタマーサポートまで
送付をお願いいたします。
ファイル:SMPトラッキング(影響範囲チェックシート)
※ダウンロードして頂きご記入をお願いします)
■影響範囲調査チェックシートご記入方法
- セル(B2)に貴社のドメインを記載します。
- GA連携を実装されているお客様は、セル(B3)にYES、実装していない場合はNoを入力します。
※YESの場合は、「GAカスタムディメンション設定画面」の画面キャプチャを「GAカスタムディメンション_キャプチャシートに貼り付けます。 - ファイルクリックイベントを実装されているお客様は、セル(B7)にYES、実装していない場合はNoを入力します。※YESの場合は、セル(B8)に資料クリックのファイルの種類をご記入お願いします。
- 同様に広告効果測定、どこどこJPをご利用している場合は、YES、ご利用していない場合はNoを入力いたします。
- 記入が終わりましたら「SMPトラッキング(影響範囲チェックシート)_済」の名前で保存して頂き
弊社カスタマーサポートのお問い合わせフォームから送付をします。
【影響範囲調査期間について】
影響範囲調査結果は、原則、5営業日以内にカスタマーサポートからお客様へご連絡いたします。
※旧トラッキングの実装ページ数・カスタマイズ状況により調査期間が変更になる場合があります。
実際の調査期間につきましては、弊社カスタマーサポートからご連絡いたします。
5. 影響範囲調査結果のご連絡について
4.でご提出頂いた影響範囲調査チェックシートを元に影響範囲調査を実施します。
調査結果は、下記の資料を添付しカスタマーサポートからメールにてご連絡しますので
ご参考の上、新トラッキング(cam3)へ移行対応をお願いいたします。
■影響範囲調査結果資料
・cam2.js➡cam3.js移行の影響範囲調査結果について_〇〇〇〇株式会社様
通常の手順での移行が可能かトラッキングカスタマイズの改修が必要が記載されております。
内容を元に移行対応をお願いいたします。
・cam2.js➡cam3.js移行の影響範囲調査_実装ページ集計〇〇〇〇株式会社様
新トラッキング移行に必要なお客様・SMP申込ページの一覧を記載しております。
カスタマイズの有無・実装ページ、seminar.zipが適用されているページを記載して
おりますので移行対応のページ確認・移行後のトラッキング取得テストにご活用ください。
6. 新トラッキング(cam3.js)への移行プロセス・手順について
【トラッキング移行を行う場合の注意点】
・トラッキングタグの移行を行う間、トラッキングアクセスログを取得できない期間が発生する可能性があります。
・タグの設置についてはHTMLソースを編集できるエディタが必要な場合がございます。
あらかじめご利用のパソコンにインストールをお願いいたします。
・本番環境に設定いただく前に、トラッキングタグ設定のテストを行うためのSMPサンドボックス
環境で検証いただくことをおすすめします。
サンドボックスの新規作成が必要な場合は、弊社担当営業までご連絡をお願いします。
6-1トラッキングタグ出力バージョンを「3」に変更する
- バージョンの変更は弊社にて行います。弊社営業担当者までご連絡ください。
- バージョン変更を行った後、トラッキング利用ドメインの記述を確認します。
[全キャンペーン管理]>[サイドメニュー]>[設定]>[システム設定一覧]>[トラッキング利用ドメイン]
図2:トラッキングタグ出力バージョン編集画面 |
6-2 SMP申込ページにトラッキングタグを設置する
SMPが出力する申込ページではテンプレートの $FORM{Common.page_vars} からトラッキングタグが
出力されますのでテンプレートの改修等は必要ございません。
※トラッキングバージョン「3」に変更して頂くと出力タグも変更されます
注意点
テンプレートの「$FORM{Common.page_vars} 」ではなく直接トラッキングタグを張り付けている場合は、該当箇所を$FORM{{Common.page_vars}に差し替えて頂くか貴社WEBページと同様にタグの張替えが必要になります。
6-3 貴社WEBページにトラッキングタグを設置する
貴社のWEBページでトラッキングを実装している場合、トラッキングタグの差し替えが必要です。
下記の手順でトラッキングの差し替えをお願いします。
1.全キャンペーン管理サイドメニュー[設定]>[トラッキングタグ]クリックします。
2.表示されたトラッキングタグを貴社の各Webページに設置します。
設置場所は、ヘッドの閉じタグ(</head>)の直前を推奨します。
Google Tag Managerを利用している場合は以下のマニュアルを参考に設置します。
[全キャンペーン管理]>[サイドメニュー]>[設定]>[トラッキングタグ]
図3:トラッキングタグ確認画面イメージ |
Google Tag Managerの設定に関するユーザーマニュアルはこちら
6.4トラッキングカスタマイズの改修方法について
影響範囲調査結果からカスタマイズが実装されているパターンのお客様が対象となります。
カスタマーサポートから送付いたしました「cam2➡cam3移行の影響範囲調査結果について」のドキュメントに記載のあります。カスタマイズが必要なページを下記の記載のあるサンプルファイルを参考に改修をお願いいたします。
注意点
改修が必要なページは、カスタマーサポートから送付いたしました「cam2.js➡cam3.js移行の影響範囲調査_実装ページ集計〇〇〇〇株式会社様」のドメイン・実装ページが対象となります。seminar.zipを適用されいるキャンペーンがある場合は、個別にseminar.zipの修正が必要になります。
トラッキング |
トラッキングタグ実装内容(例) | cam3.jsへの改修方法(例) |
---|---|---|
クリックイベント |
$('a.track_event').each(function() { var $this = $(this); $this.click(function() { _cam.tracking_regist($this.attr('href'), $this.attr('title'));}); }); |
クリックイベント(サンプルプログラム) |
GA連携 |
var doSync = function() { lazyExec("script[src^='https://tracker.smartseminar.jp/ cam/insert_access_simple']", function () { if(typeof(__CAMSID) === tongs().cookie(COOKIE_NAME)) return; gaSync(__CAMSID); }); };
※弊社が提供しているJavaScriptファイル(gasmpconnect.js)の一部抜粋となります。 |
GA連携サンプルプログラム |
7.トラッキング取得が行えているか設定を検証する
以下のマニュアルを参考にアクセスログが取得できるか検証をお願いいたします。