以下のようなケースを想定して、解説いたします。
▼前提
- あるアンケート設問にて、選択肢A、B、C、Dを設定している。
- 「選択肢A-Cのいずれかを選択しているリード」を検索したい。
- 「選択肢A-Cのいずれかを選んだリード」の検索条件を「選択肢Dと完全に一致しないリード」の検索条件に変更しようと検討中。
▼検索条件
図1:現在と変更後の検索条件設定イメージ |
1.回答
「選択肢A-Cのいずれかを選んだリード」の検索条件を「選択肢Dと完全に一致しないリード」に変更することは、推奨いたしません。
▼推奨しない理由
-
「選択肢Dを選んでいない」リードには未回答のリードも含まれてしまう
該当のアンケート設問に回答していないリードが存在する場合、「選択肢Dと完全に一致しないリード」の検索条件では、「選択肢Dを選んでいない」リードはすべて表示されます。 -
複数選択形式の場合に予期しない結果が出る
複数選択可能なアンケート形式(チェックボックスなど)の場合、例えば「選択肢Cと選択肢D」を選択しているリードは、「選択肢Dを選んでいない」という条件に該当しないため、条件にヒットしません。
これらの理由から、現在の設定を変更すると正確な検索結果が得られない場合があります。
それぞれの検索条件の検索範囲をベン図で比較した以下の図をご参照ください。
図2:各検索条件で抽出されるリードの範囲(ベン図) |
2.補足情報
「選択肢Dを選んでいないリード」の条件設定が問題なく動作するのは以下の3つの条件をすべて満たしている場合です。
- アンケート設問が複数選択可能な形式ではないこと
- リードの検索が、該当アンケート設問を設定している個別キャンペーン管理モード(オレンジ色画面)から行われていること
- 該当のアンケート設問に回答しているリードのみが検索対象になっていること
注意事項
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アンケート設問の[フォーム種別]は新規作成時の設定から変更できません。変更する場合は、新規で設問を作成しなおす必要があります。
- 設問を削除しますと、関連するすべてのテンプレートデータが削除されます。必ず他のテンプレートで利用しているか確認してください。
3.関連情報
リード検索やアンケート設問の設定に関する詳細な手順につきましては、以下のコンテンツをご参照ください。
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