01回答
シナリオ機能を利用することで実現可能です。
毎日のバッチ処理にて特定の条件に合致したリード(申込者)を検知し、そのリード(申込者)の項目に登録されている担当者のE-mailアドレスへ通知メールを配信する方法があります。
02解決手順
解決手順は以下4ステップになります。
図1:解決までの流れ |
ステップ1:「宛先用の項目(担当営業メールアドレス)」を作成する
- 全キャンペーン管理画面(青色画面)の[リード]>[基本項目設定]をクリックします。
- [新規項目追加] ボタンをクリックし、「宛先用の項目」を作成します。
※意図しないキャンペーンへの影響を防ぐため、項目を登録する際には、登録情報設定画面の [表示/非表示] 項目を [管理者側のみ表示] に指定して登録することを推奨いたします。
※「宛先用の項目」には、あらかじめ通知を受け取る担当者のメールアドレスが登録されていることを確認してください。
ステップ2:シナリオで実行する検索条件を作成し保存する
- 全キャンペーン管理画面(青色画面)の[リード]>[複合検索] をクリックします。
- 通知対象とするリードを抽出するための検索条件を作成します。
例:1日以内に特定の項目に特定の値が入力または変更されたリード
--------------------------------------------
1.リード編集履歴
項目名:(任意の特定の項目)
条件:編集後の値が
次の値と完全に一致する
値:(任意の特定の値)
項目名: 履歴登録日時
条件:次の日数以内
値:1
すべての条件に一致
式: 1
--------------------------------------------図2:検索条件
- [検索]ボタンをクリックします。
- 検索結果の画面にて、右上の[検索結果の操作]> [検索条件を保存(全ユーザー使用可)] をクリックして保存します。
※シナリオ機能で利用するため、必ず [検索条件を保存(全ユーザー使用可)] を選択して保存してください。
ステップ3:シナリオで使用する通知メールのテンプレートを作成する
- 全キャンペーン管理画面(青色画面)の[メール]>[テンプレート一覧] をクリックします。
- 右上の[新規登録] ボタンをクリックし、任意のベーステンプレートを選択します。
- [基本情報] タブの中に表示される「宛先E-mailアドレス」の[変更]ボタンをクリックし、デフォルトで設定されている差し込み項目値を削除の上、【STEP1】で作成した「宛先用の項目」(担当営業のメールアドレスなど)の項目を差込み項目値に変更します。
※[宛先用の項目](担当営業のメールアドレスなど)にはメールアドレスをあらかじめ登録しておく必要があります。
※メールアドレスが固定の場合は、[宛先用の項目]の差込み項目値を指定せずに、直接メールアドレスを入力いただくことも可能です。
※差し込み項目の確認方法はこちらをご確認ください。
図3:宛先E-mailアドレスの設定
- [基本情報] タブ内の [用途] で、「シナリオ用」のチェックボックスにチェックを入れ、[登録] ボタンをクリックします。
※「シナリオ用」のチェックボックスにチェックが付いていないメールテンプレートは、シナリオの設定に使用できませんので、必ずチェックを入れてください。図4:メールテンプレート編集画面「用途」の設定
ステップ4:シナリオを登録し、実行アクションを設定する
- 全キャンペーン管理画面(青色画面)の[シナリオ]>[シナリオ一覧] をクリックします。
- 右上の[新規登録] ボタンをクリックします。
- 新規シナリオの項目を以下のように設定します。
--------------------------------------------
・シナリオ名:任意
・エラー通知先:任意(エラー発生時の通知先メールアドレス)
・繰り返し適用:任意(「不可」を推奨。一度このシナリオで処理されたリードは対象外となります)
・タイプ:バッチ
・スケジュール:任意
・検索条件:【STEP2】で保存した検索条件を選択します。
--------------------------------------------図5:適用開始条件の設定
- 画面右上の [未保存] ボタンをクリックし、保存します。
- ホームマーク下の[+]マークをクリックし、新規ステップを以下のように設定します。
--------------------------------------------
・タイプ:アクション
・種別:メール送信
・待機期間:任意(※例えば、3日と設定した場合は、バッチ処理がされてからの3日間の待機期間になります。)
・テンプレート:【STEP3】で作成した「シナリオ用」のメールテンプレートを選択します。
・DM許可:任意
・送信済の宛先に送信:「しない」(※一度メール送信したリードに対して再送信したくない場合「しない」にします。)
・クリックカウント:任意
・本文を履歴に保存:「する」
--------------------------------------------図6:ステップの設定
03補足情報
- シナリオ機能はSMPドメイン全体で処理能力を共有しています。
そのため、大量のリードに対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に集中した場合、一時的に処理が混み合い、遅延する可能性があります。
また、メールの送信時刻の確約はできかねますので、あらかじめご了承ください。
- シナリオ機能を通じて担当者へ送信されたメールは、該当のアクションをしたリードの個別メール送信履歴に記録されますのでご留意ください。
- リードのサイトアクセスやキャンペーン申込を起点にリアルタイムで担当者にメール通知したい場合は、ステップメール機能を利用することで実現可能です。詳細な設定方法は、こちらをご参照ください。
04関連情報
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