本章『ステップ5:成果を測定するための考え方』では、ここまで行った成果を測定する方法についてご紹介していきます。
01成果確認の目的
成果を確認することの目的は、施策のボトルネックがどこにあるのかを分析し、施策の改善に繋げることでしたね。
ステップ5では、主にWEBページアクセス数とリード獲得数という2つの成果について確認する方法をご紹介するので、まずは購買プロセスの前半にどのような課題があるのか分析しましょう。
(ステップ6以降の成果確認(応用編)で購買プロセスの後半部分であるホットリード数と商談数の確認方法についてご紹介します。)
02施策ごとの成果確認
今回ステップ3で実施した2つの施策について、確認したい成果は以下の2つになります。
- Webページアクセス数
- リード獲得数
それでは実際に具体的な確認方法をご紹介しますので、一緒に確認していきましょう。
2-1.Webページアクセス数
Webページアクセス数は、ステップ3の施策を実施していただく際の共通事前準備で設定していただいたトラッキング機能とGoogleAnalytics(以下GA)を連携させて取得することができます。
弊社のトラッキング機能は、一度SMPに格納されたリードのWebページ上のアクセス行動を追跡することに優れているものになります。
そのため、まだ一度もリードとしてSMPに登録されていない匿名ユーザーのWebページへのアクセス行動をWebページごとに取得しようとすると、GAとの連携が必要になってくるのです。
SMPで作成したWEBフォームにどのくらいの匿名ユーザーがアクセスしているのかをGA上で確認するには、タグマネジメントツールで大きなシェアを持つGoogleTagManagerを使ってSMPのトラッキングタグ(cam3.js)を設定する必要があります。
設定の仕方については、以下マニュアルの1~2をご確認ください。
また、既存リードのWebページのアクセス履歴の確認方法については、3をご参照ください。
【ご利用ガイド】WEBトラッキングの設定をする
2-2.リード獲得数
各施策ごとのリード獲得数を確認しましょう。
ステップ4では、フォームに申し込みをした全てのリードをリストに格納し営業に引き継いでいるため、リード獲得数=営業に引き継いだリードの総数という意味になります。
(フォームに申し込みをしたリードの中から、さらに商談確度の高いリードをホットリードとして抽出する方法は、ステップ6以降でご説明します。)
1.該当施策キャンペーンの[管理開始]をクリックし、リード一覧より以下の条件で詳細検索をします。
【確認手順】
検索項目 |
設定値 |
---|---|
申込/キャンセル |
申込 |
キャンペーン最新申込日時 |
※直近1か月 |
注意点
「キャンペーン最新申込日時」は、企業ごとの測定期間に依って設定値が異なります。ご自身の部署規定に従って測定期間をご入力ください。
2.検索結果の一覧上部に表示される母数が、当施策の指定期間における申込者数、すなわちリード獲得数になります。
03業務負荷の軽減と課題の発見を行える状態になりましたか?
施策の実行成果を可視化してみていかがでしたでしょうか?
業務負荷が軽減されている感覚はありますか?
ステップ6以降では、ここからさらにホットリードとよばれる商談確度の高いリードを抽出して、成果につなげていく方法をご紹介しますので、お楽しみにしてください。