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SNSマーケティングとは?5つの施策ポイントや成功事例、BtoBで有効な事例も紹介

SNSマーケティングとは?5つの施策ポイントや成功事例、BtoBで有効な事例も紹介
多くの人が、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINEを活用しています。「日常的な情報収集はSNS経由」という人が若い世代では半数を超えている現代、SNSマーケティングは企業のマーケティング戦略に欠かせません。参考記事:10代の約6割が「SNS」で情報収集?50~70代は「テレビ」がトップ【モバ研調べ】今回は、企業が実施するSNSマーケティングの具体的な方法、成果を上げるためのポイント、事例などを解説。BtoCビジネスで売上アップに貢献しているSNSマーケティング、インフルエンサーマーケティングなどについても事例とともに紹介します。さらに後半ではBtoBでのSNSマーケティングについて、シャノンの実例も紹介しています。目次ToggleSNSマーケティングとは? その特徴やメリット・デメリットも紹介SNSマーケティングとは?なぜ重視されるのかSNSマーケティングはソーシャルメディアマーケティングに内包されるSNSマーケティングのメリットとデメリットSNSマーケティングと合わせて行うべきマーケティング施策SNSマーケティングの具体的な施策の種類、成果を上げるポイント企業アカウント運用の始め方と、スムーズに運用するポイントSNS広告SNSキャンペーンインフルエンサーマーケティングソーシャルリスニングSNSマーケティングの成功事例企業アカウントの運用事例 3件SNSキャンペーンの事例 3件インフルエンサーマーケティングの事例2件シャノンが実践! BtoBでも有効なSNSマーケティングの事例展示会でSNSキャンペーンを実施YouTubeチャンネルでSNSマーケティングまとめSNSマーケティングとは? その特徴やメリット・デメリットも紹介SNSマーケティングとは何か、重視される理由やメリット・デメリットを確認します。SNSマーケティングとは?なぜ重視されるのかSNSマーケティングとは、SNSを活用するマーケティングのことです。具体的には、X、Instagram、LINEなど、多くの人に利用されているSNSプラットフォームを活用するマーケティング活動です。今や、多くの企業がSNSに企業アカウントを開設し、運用しています。フォロワー数を増やすには定期的な投稿が必須で、アカウントの運用には手間がかかります。それでも企業にとってSNSマーケティングが欠かせないのは、日本のSNSの普及率が80%を超え、かつ、マーケティングにとって重要な「顧客理解」や「顧客とのコミュニケーション」のために有効だからです。SNSの普及率、利用率の最新データやソーシャルメディア全般については、以下の記事でくわしく解説しています。関連記事:ソーシャルメディアマーケティングとは?基礎知識や具体的な手法、SNS活用方法も解説SNSマーケティングはソーシャルメディアマーケティングに内包されるSNSマーケティングと似た用語にソーシャルメディアマーケティングがあります。SNSマーケティングとソーシャルメディアマーケティングの違いは、ソーシャルメディアの方が対象が広いということです。ソーシャルメディアとは一般ユーザーが参加するメディア全般を指し、ブログや口コミサイトも含まれます。一方SNSとは、個人間の情報共有を主目的とするX、Instagram、Facebook、LINEなどのことです。しかし、ソーシャルメディアマーケティングとSNSマーケティングという用語は、ともにSNSを使ったマーケティング活動を対象としていて、ほぼ同じ意味で使われています。YouTubeはSNSに含まれる場合とそうでない場合がありますが、本記事では、SNSマーケティングの具体例のひとつとしてYouTubeを活用する施策事例についてもご紹介します。SNSマーケティングのメリットとデメリットSNSマーケティングのメリットとして、以下が挙げられます。《SNSマーケティングのメリット》多くの人にリーチでき、拡散の可能性もあるSNSからの投稿は、自社メディアに掲載するときよりも多くのユーザーに見られる可能性があります。ユーザーの関心を集める情報であれば拡散されてさらに広がります。低コストで運用できるSNSの企業公式アカウントは無料で開設・運用することができます。運用方法次第で費用をかけずに集客することが可能です。イベントやキャンペーンの情報を直接届けられるイベントやお得なキャンペーンなどの情報を発信して直接集客することができます。大企業の販促キャンペーンだけでなく、飲食店やネットショップなどのスモールビジネスにも有効です。自社のランディングページへ誘導できるSNSへの投稿や広告からランディングページへ誘導して、新規顧客を獲得できます。潜在顧客にリーチできるすぐに購入の予定はないが、今後購買の可能性がある潜在顧客に対しても情報を届けることができます。関連記事:潜在顧客とは?顕在顧客、見込み顧客との違いやアプローチ方法、企業事例を解説ターゲットを絞り込んだ広告ができるSNS広告は、会員のプロフィールに基づいてターゲティングが可能です。サードパーティークッキーが2024年までに順次廃止され、今後はWeb広告のターゲティングに制限がかかることを考えると、広告チャネルとしてのSNSはさらに重要となりそうです。関連記事:Cookie規制の現状と、マーケティング部門がすぐやるべき5つの対策。シャノンが提案する新技術もご紹介!ブランディング効果がある企業名や商品名などの人気を高め、ブランド認知度を高める効果があります。企業アカウントからの投稿が注目されてネットニュースになり、知名度が上がる例もあります。顧客との相互コミュニケーションがとりやすいSNSのダイレクトメッセージなどによりユーザーとダイレクトにコミュニケーションをとることができます。顧客の率直な感想や要望をリアルタイムで集めることも容易です。ファンマーケティングがしやすい投稿や各種のコミュニケーションにより、企業とユーザーの距離を近づけることができます。役立つ情報を届けたり、限定の特典を提供したりすることで顧客ロイヤリティを高め、ファンを拡大できます。一方、SNSマーケティングには以下のようなデメリットもあります。《SNSマーケティングのデメリット》ターゲットに見られない可能性もあるユーザーが見るSNSのタイムラインには多くの情報が流れていきます。知名度の高い企業の投稿以外は埋もれてしまい、ターゲットに見てもらえない可能性もあります。一定のフォロワー数を得るためには、無料のアカウント運用に加えてSNS広告などの施策を行っていくことも必要です。差別化が難しい競合他社の企業アカウントがある中で注目してもらうためには、他社と差別化する必要があります。多くの企業アカウントから選ばれるためには、情報発信の頻度を上げ、コンテンツにも工夫をすることが大切です。炎上のリスクがある情報が幅広く拡散されることがSNSの魅力のひとつですが、炎上のリスクもあります。一度発信した内容を訂正しても完全に削除することはできないので、投稿内容は事前に十分にチェックすることが大事です。効果測定がしにくいフォロワー数やSNS広告への反響は測定できますが、SNSを見たユーザーが別のチャネルを経由して自社のWebサイトを閲覧している可能性もあり、企業アカウントの運用が集客にどのくらい貢献しているかは明確に計測ができません。SNSの企業アカウントは成果が見えにくくても長期で運用していく必要があります。簡単に撤退できない一般ユーザーはアカウント削除も簡単ですが、企業アカウントは顧客から情報発信を期待され、簡単に休止・撤退ができません。したがって、あらかじめ運用を持続できる体制を整えて参入する必要があります。SNSマーケティングと合わせて行うべきマーケティング施策SNSマーケティング施策は多くの企業にとって有効ですが、その他のマーケティング施策も欠かせません。以下のようなマーケティング施策とバランスよく組み合わせることで、SNSマーケティングの成果につながります。オウンドメディアの整備SNSで企業の投稿を見たユーザーの誘導先であるオウンドメディアにユーザーの期待に応えるコンテンツが掲載されていれば、再訪する可能性が高くなります。逆にユーザーに応えられなければ集客の機会を逃してしまうかもしれません。オウンドメディアのコンテンツを充実させることが重要です。合わせてSEOも行いましょう。関連記事:オウンドメディアの意味やメリットとは?作り方から成功事例まで徹底解説!関連記事:SEOをわかりやすく解説!検索順位を上げるためにまずとるべき対策は?Web広告の出稿どのマーケティング施策が有効か知るために、SNSアカウントの投稿やSNS広告施策と合わせて一般のWeb広告も実施することで比較ができ、より有効な施策を見極められます。関連記事:Web広告の種類と役割、効果的な運用方法を紹介!メールマーケティングSNSからオウンドメディアへと流入した見込み客に対してはメールマーケティングでコミュニケーションを継続していくので、メルマガなどの施策も合わせて行っていきます。関連記事:メールマーケティングの種類や手法を解説。180%集客がアップした、メールマーケティングのコツもご紹介!SNSマーケティングの具体的な施策の種類、成果を上げるポイント企業のSNSマーケティングの主な施策は以下の5つです。企業アカウントの運用SNS広告SNSキャンペーンインフルエンサーマーケティングソーシャルリスニングこれらの施策について、主なSNSとしてX、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeをとりあげて解説していきます。企業アカウント運用の始め方と、スムーズに運用するポイントSNSマーケティングの基本は企業アカウントの運用です。まず企業アカウントを取得します。どのSNSにアカウントを作成するかは、業種やターゲットによって違います。多くの企業がまず運用を始めるのが、テキストのみでも画像・動画付きでも投稿がしやすいX、世界最大のユーザー数で幅広い年齢層が使うFacebookの2つで、これらはBtoCだけでなくBtoBでも活用している企業が多いです。そこに、商品やサービスをビジュアルで見せたいビジネスではInstagram、動画を多く投稿する場合はYouTubeも追加します。LINEは主にBtoCで活用されています。多くのSNSで企業アカウントを無料で開設できます。XXの企業アカウントは無料で作成可能です。他には有料プランもあります。TwitterからXへの変更とともに新しい認証制度がスタートしました。Xではアカウントの信頼性を認証するバッジを提供していて、これを取得するための費用は、青バッジであれば月額1,960円(年間20,560円)、組織を認証するより信頼度の高い金バッジの場合で月額8,000円(年間135,000円)となっています。新制度が始まって間もない2023年現在、企業の公式アカウントはバッジなし、青、金いずれの企業もあるようです。Facebook、Instagram「Metaビジネスマネージャ」から企業アカウントを無料で取得でき、ビジネスページを開設できます。MetaBusinessSuiteを利用すると、FacebookとInstagramのビジネスの管理を1か所で行うことができます。LINE企業アカウントは無料で作成できます。無料のアカウントでは毎月200通のメッセージを配信できます。それを超えるメッセージを配信する場合、通数により以下の有料プランが設定されています。ライトプラン月額5,000円:月5000通までスタンダードプラン月額15,000円:月30,000通まで、追加メッセージは~3円/通(配信数により料金が異なる)関連記事:LINEマーケティングとは?特徴やメリット、無料から使える機能を解説YouTubeYouTubeでは企業専用ページであるチャンネルを開設して、そこに動画を投稿していきます。無料で開設できます。各SNSのユーザー数やユーザー層の特徴については、以下の記事でくわしく解説しています。関連記事:ソーシャルメディアマーケティングとは?基礎知識や具体的な手法、SNS活用方法も解説企業アカウントの開設はすぐにできますが、定期的に情報発信していくことは簡単ではありません。以下のようなポイントをおさえましょう。《企業アカウントをスムーズに運用するポイント》メルマガ、企業のお知らせなどと連動させて投稿する企業アカウント運営の初歩は、一つのコンテンツを複数のSNSに展開することです。メルマガや企業のプレスリリース、Web広告などのコンテンツをXやFacebookなど複数のSNSに同時配信します。動画投稿であればYouTubeのチャンネルにも蓄積していきます。こうした投稿をベースに、さらに各SNSに適切な投稿を追加していきます。プロフィールはくわしく書き、できればフォロー返しとリプライをする企業アカウントの中にはほとんどフォロー返しやコメントへの返信をしていないものも多く、企業アカウントにとって必須ではありません。しかしゼロからスタートさせるときは、できるだけ相互フォローとリプライをして地道にコミュニケーションを重ねていくことでフォロワーが増え、見られる確率が上がります。複数のアカウントをチームで運営するアクティブユーザー数が多いSNSでは個々の投稿が届けたい相手に見られる確率が低くなります。そこで1日に複数回の投稿をすることが有効です。自動投稿設定をすることもひとつの方法です。また、2~3個のアカウントから担当者を決めてそれぞれ投稿して、互いにリポストするといった方法で露出を高めることができます。企業名公式アカウントをメインに、いくつかの商品名や部署名などで複数運用することも多いです。フォロワー数を増やす施策を行うもともと知名度のあるアカウント以外は、地道にフォロワー数を増やしていく必要があります。それには自社の投稿にコメントがついた場合などに積極的に返信してコミュニケーションをはかるという方法が基本です。加えて、このあとで紹介するSNS広告やキャンペーンなどの施策も合わせて行っていくことがポイントです。SNSの特徴をふまえて異なるコンテンツを展開するSNSマーケティングをさらに推進する企業は、Facebookでは年齢層が高め、LINEでは若年層向けといった各SNSのターゲット層を意識してそれぞれで異なるコンテンツを展開し、多様なユーザー層にリーチする戦略をとることもあります。SNS広告SNS経由で積極的に集客したい場合は、無料または低コストでできるアカウントの運用に加えて、有料のSNS広告を行います。SNS広告は、一般的なWeb広告と同様に低料金から始めることができ、効果測定をしながら配信対象やコンテンツを改善します。SNS広告の大きなメリットは、他のコンテンツに溶け込んで違和感が少なく、一般のWeb広告よりもユーザーの抵抗感が少なく受け入れられやすいことです。SNS広告は、XやFacebookなどのユーザーのタイムラインに、他の投稿と同じフォーマットで表示されます。SNS広告は即効性があり、特定の情報を広めたい場合に有効です。たとえば、商品のプレゼントキャンペーン、期間や場所が限定されたセール情報、幅広く参加者を集めたいイベント告知などです。InstagramやLINEでは定期的にSNS広告を配信して企業や商品のブランディングを行っている例もあります。SNSキャンペーンSNSキャンペーンとは、「アカウントをフォロー」「#ハッシュタグをつけて投稿」してくれたらプレゼント、などのユーザー参加型キャンペーンでフォロワーを増やす施策です。新規フォロワー獲得のほか、認知度アップ、あるいは直接の売上アップなどを目的とする場合もあります。SNSキャンペーンはフォロワー獲得以外にもメリットがあります。それがUGCの拡散です、UGC(UserGeneratedContent)とは、ユーザーが生成したコンテンツのことです。UGCは企業自身の投稿よりも共感が得られやすく、多くのUGCが拡散すれば新たなユーザーの目に触れる機会も増えます。UGCを増やすために、ユーザーが投稿したいと思うようなキャンペーンの企画が重要です。SNSキャンペーンを行う際、まずキャンペーン情報の告知が大事です。キャンペーンに合わせてSNS広告やWeb広告などを増やすことが一般的です。スモールビジネスでもSNSキャンペーンは活用されています。飲食店などを訪れた人に、「LINEの友だち登録」「Xへの投稿とフォロー」「Instagramへの写真投稿」を依頼してプレゼントや割引を進呈する方法です。また、小規模なネット通販でもSNSキャンペーンによりフォロワーを獲得して、その後も定期的にお得な情報を届けていくといった施策が行われます。インフルエンサーマーケティングインフルエンサーマーケティングのインフルエンサーとは、SNSに多くのフォロワーを持つユーザーのことです。XやInstagramならフォロワー、YouTuberならチャンネル登録者の数が10万人以上であればかなり影響力があるインフルエンサーといわれます。インフルエンサーマーケティングとは、このようなインフルエンサーに自社の商品、サービス、ブランドなどをPRする投稿を依頼する施策です。費用はインフルエンサーのフォロワー1人あたり2円~5円程度といわれています。当然、フォロワー数が多いインフルエンサーに依頼する場合ほど高額になりますが、フォロワー数が1000人程度でも、質の高いフォロワーを持っているインフルエンサーであれば影響力は大きく、マーケティング施策が可能です。公式に企業からPRの依頼を受けているインフルエンサーは、SNSアカウントの自己紹介に「××××アンバサダー」と表記されていることもあります。企業がインフルエンサーマーケティングを行いたいとき、自らSNSで対象者を探すほか、インフルエンサーと企業のマッチングサービスサイトを利用する方法があります。しかし、ステルスマーケティングと疑われないようPRを明記、炎上リスクの事前チェックなど注意点も多いので、始めるときは専門会社に依頼している企業も多いです。ソーシャルリスニングソーシャルリスニングとは、SNSに投稿される言葉を収集してユーザーリサーチをすることです。ソーシャルリスニングの目的はいくつかあります。ひとつは現在進行形のSNSマーケティングや企業活動全般がユーザーにどのように受け止められているかをリアルタイムで知り、迅速に対応するためです。また、得られた分析結果を将来の新商品開発やマーケティング戦略に役立てるという中長期的な目的もあります。ソーシャルリスニングの具体的な方法としては、自社商品だけでなく競合も含めて、関連するユーザーの何気ない会話を幅広く集めて分析したり、自社商品についての率直なユーザーの声を集めるために特設サイトを用意したりといった方法があります。さらに調査を進めたい企業のためには、SNSから得られるビッグデータを収集して詳細に分析するための「ソーシャルリスニングツール」各種が提供されています。SNSマーケティングの成功事例ここからはSNSマーケティングの企業事例をご紹介します。フォロワーなどの数字は2023年11月現在のデータとなっています。企業アカウントの運用事例 3件最初から知名度のある企業以外が企業アカウントの運用のみで成果を上げることは非常に難しいですが、中小企業が成功した事例もあります。やすもと醤油島根県の醤油製造企業がツイッターで大きく拡散されました。商品を販売するWebサイトを整備したことを機に2020年にスタートさせたTwitter運用で、あるツイートをきっかけにフォロワーが倍増し、同時に商品も大ヒットしたそうです。㈱豊中ホット研究所各種工業用ホースのメーカーです。商品であるさまざまなホースの画像に説明をつけて投稿しています。TVCMを行った実績もあるようですが、SNS内では現在のフォロワーは9404人で、BtoB企業としてはかなり多いといえます。ローソン大企業のアカウントでは800万人以上にフォローされているローソンが有名です。「あきこ」というキャラクターが発信していること、画像や動画の見せ方などが運用の参考になります。SNSキャンペーンの事例 3件どのSNSを見ても、SNSキャンペーンが非常に頻繁に行われていることがわかります。そのなかからいくつかをご紹介します。赤い風船 関西版旅行・宿泊業界とInstagramは相性がよく、多くのキャンペーンが行われています。日本旅行赤い風船関西版では「#にこTA」「#撮影した地名や場所」「@west_akafu」をつけて投稿すると、毎月1名に旅行券をプレゼントするというキャンペーンを、2023年を通して行っています。湖池屋コイケヤも定期的にSNSキャンペーンを行っています。2023年11月の「GRモルカーポテト1ムーチョ」プレゼントキャンペーンではTOYOTAのラリージャパンとタイアップして投稿を募集。プレゼントは20名にコイケヤ商品などの詰め合わせでした。nana #ワンフレーズチャレンジ音楽コラボアプリ「nana」は、課題曲のワンフレーズを歌って投稿するキャンペーンを2023年11月に実施しました。優秀作品には豪華賞品を進呈することで、多くのUGC(UserGeneratedContents=ユーザー生成コンテンツ)を促すことが目的です。インフルエンサーマーケティングの事例2件インフルエンサーマーケティングもSNSマーケティングの有効な施策として数多く実施されています。セブン-イレブン セブンスイーツアンバサダーセブン-イレブンは2018年、報酬711万円で1年間、セブンスイーツの魅力を伝える「ドリームセブンスイーツアンバサダー」を募集して話題になりました。現在はこのキャンペーンは行われていないようですが、損後もコンビニエンスストアのスイーツ販売促進には各社のSNSが大いに貢献している現状があります。ワークマン 公式アンバサダーワークマンが業務用ウェアから一般向けのカジュアルウェアへと販路を拡大したのは、インフルエンサーの投稿がきっかけだったというのは有名なエピソードです。この体験を重視した同社は公式アンバサダー制度を作りました。ただしアンバサダーの報酬はないそうで、インフルエンサーマーケティングの一つのスタイルを確立させています。このほか、インフルエンサーマーケティングが最も有効なジャンルは美容とアパレルといわれ、こうした業種にも多くの実施例があります。インフルエンサーマーケティングは、知名度のない商品やブランドでも成果を上げやすい、有力な施策といえます。シャノンが実践! BtoBでも有効なSNSマーケティングの事例最後に、シャノンが実践するSNSマーケティングの事例をご紹介します。BtoB企業ではSNSマーケティングの優先度は高いとはいえませんが、SNSを有効活用して集客につなげられる事例もあります。多くのBtoB企業にもあてはまる活用方法をご紹介します。展示会でSNSキャンペーンを実施シャノンは定期的に展示会に参加しています。最近の展示会では、商談はもちろんですが、将来の商談につながる集客にも力を入れています。「展示会に来場する人」は、濃淡はあっても購買の意欲がある人ばかり。可能な限り集客して今後につなげられるよう、SNSキャンペーンを展開しました。キャンペーン内容は、シャノンのSNSをその場でフォローしてくださったかたに、プレゼントをお渡しするというものです。以下のパネルを大小2パターン用意して、遠目からも視認できる大パネルで注目を集め、来場した方には紹介パネルにてご案内をしました。キャンペーンの結果、目標数を大きく上回る数のフォローを獲得することができました。さらにSNSの反応を計測したところ、Xでは展示会会期中のエンゲージメントが顕著に高くなるという検証結果が得られました。YouTubeチャンネルでSNSマーケティングシャノンでは、YouTubeチャンネルに各種の動画をアップするとともに、動画を各種のマーケティング施策で活用しています。以下がシャノンのYouTubeページです。動画を蓄積していくことでユーザーが自分の欲しいコンテンツを見つけやすいページになります。動画をすべてゼロから作成すると多くのリソースがかかりますが、シャノンでは定期的に開催しているウェビナーの録画を編集した動画もコンテンツとして活用しています。ウェビナーの録画を編集して約5分の要約動画、約1分のショート動画を作成します。このような動画をSNSに投稿したり、メルマガに掲載することで、ウェビナー未視聴者に対して有用な情報を届けることができます。まとめ本稿のポイントは以下の4点です。1. SNSの普及率が80%超の今、SNSマーケティングが重視されています。メリットとデメリットは以下です。《SNSマーケティングのメリット》・多くの人にリーチでき、拡散の可能性もある・低コスト運用できる・イベントやキャンペーンの情報を直接届けられる・自社のランディングページへ誘導できる・潜在顧客にリーチできる・ターゲットを絞り込んだ広告ができる・ブランディング効果がある・顧客との相互コミュニケーションがとりやすい・ファンマーケティングがしやすい《SNSマーケティングのデメリット》・ターゲットに見られない可能性もある・差別化が難しい・炎上リスクがある・効果測定がしにくい・簡単に撤退できない2. SNSマーケティングと合わせて以下のような施策を行います。・オウンドメディアの整備・Web広告の出稿・メールマーケティング3. SNSマーケティングの代表的な施策として、以下があります。・企業アカウントの運用・SNS広告・SNSキャンペーン・インフルエンサーマーケティング・ソーシャルリスニング4. 企業アカウント運用のポイントとして、以下が挙げられます。・メルマガ、企業のお知らせなどと連動させて投稿する・プロフィールはくわしく書き、できればフォロー返しとリプライをする・複数のアカウントをチームで運営する・フォロワー数を増やす施策を行う・SNSの特徴をふまえて異なるコンテンツを展開する最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。また、シャノンコンテンツアシスタントでは、主にセミナー集客メールのタイトルと内容、記事集客メールのタイトルと内容、記事本文の生成が可能です。⇒マーケティング専用生成AIクラウドのサービスサイトはこちら
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