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メタバースの展示会、すでに成果は出ている!?BtoBマーケティングで注目の新手法を解説

メタバースの展示会、すでに成果は出ている!?BtoBマーケティングで注目の新手法を解説
シャノンは2022年4月、「シャノン・ユーザーカンファレンス2022Spring」をメタバースプラットフォーム「ZIKU」で開催しました。シャノンでは定期的にこのようなカンファレンスをリアルで実施していましたが、2022年に、オンラインでのユーザーカンファレンスをはじめて開催しました。約400名の方にご参加いただき、来場者アンケートでは「大変満足」「満足」という回答が7割という結果でした。また、シャノンの子会社である株式会社ジクウが提供するメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」は2021年秋のサービスイン以来、各種のメタバースイベントに採用されています。このようなBtoBビジネスにおけるメタバースイベントの機会が今後増えると予測されます。今回は、まずメタバースビジネスの現状を確認した後、メタバースの展示会はどこまで成果を出せるのか、課題は何かといった点について、シャノンの経験をふまえてお伝えします。目次Toggleメタバースのビジネス活用はどこまで進んでいる?日本企業のメタバース認知度は約5割、活用に関心があるのは1割BtoCではNTT、HISなどが新規参入BtoBでは社内イベント、社内研修、展示会などに活用メタバース本格化への課題は「ハードウェア」「法整備」などむしろBtoBでメタバースが先行!?メタバース展示会の現状メタバースでどんな展示会が開催?メタバース展示会のメリット、デメリットメタバース展示会へ出展または開催する方法数字で見る、メタバースで開催した展示会の成果「シャノン・ユーザーカンファレンス2022Spring」の満足度は?メタバースイベントで集客・リード獲得が増えた事例・お客様の声まとめメタバースのビジネス活用はどこまで進んでいる?BtoCだけでなくBtoBにおいてもメタバース活用が進んでいますが、その現状を確認します。メタバースとは何か、どんなことができるかといった基礎知識については以下の記事をご覧ください。参考:メタバースとは何?どんなビジネスが展開?マーケティング分野でのメタバース活用も解説!日本企業のメタバース認知度は約5割、活用に関心があるのは1割PwCコンサルティング合同会社が2022年3月に日本企業を対象として実施した調査によると、メタバースの認知度は47%。自社でのビジネスへの活用に関心がある企業は10%という結果でした。同社ではさらにメタバースを認知している企業1,085社を対象に本調査を実施。メタバースのビジネス活用を推進または検討している企業38%で、うち半数は1年以内の実現を目標としていると回答しています。メタバース活用の移行がある企業はBtoC企業の44%、BtoB企業の37%。活用したい領域は「オンラインミーティング」「オンラインイベント・セミナー」「マーケティング・販促」が上位を占めました。全企業のうちメタバースを認知している割合が約半数、そのうちメタバース活用ビジネスをすでに推進もしくは検討している企業が4割弱なので、概算すると全企業の2割はメタバース活用にどちらかといえば前向き、といえます。しかし他に先駆けて推進している企業は少なく、関心をもちながらも状況を注視しているという印象です。BtoCではNTT、HISなどが新規参入最近の企業によるメタバース事業への取り組みとして以下があります。NTTドコモが「XRWorld」の提供を開始2022年3月、NTTドコモが独自のメタバース「XRWorld」を発表しました。ユーザーはアバターで参加し、アニメ・スポーツ・観光などのコンテンツを体験できます。今後VR対応予定です。大和ハウス「メタバース住宅展示場」を公開ダイワハウス工業が仮想空間上の住宅展示場を自由に見学できる「メタバース住宅展示場」を開設。コロナ禍で接触を避けたい顧客の来場を強化します。HISが「REALITY」にバーチャル支店をオープンHISは6月、スマートフォンアプリ「REALITY」内に「HISトラベルワールド」を期間限定でオープン。アバターで「ハワイ」「沖縄」などに旅行ができます。小学館がメタバース「S-PACE」を発表小学館のコンテンツを活用するメタバース「S-PACE」の一般公開は8月を予定。先行イベントも予定されています。東京大学「メタバース工学部」を開設東京大学は2022年度後期から「メタバース工学部」を開設。中高生、保護者、大学生、社会人向けに工学系のプログラムを提供します。サンリオは「VRChat」で最先端バーチャルショーを開催昨年12月のバーチャルイベントで高い評価を受けたサンリオが、7月、リアルなショーとバーチャルショーを同時開催する『NakayokuConnect』を展開します。このほか、日本を代表するメタバース提供企業であるcluster、HIKKYなどのコンテンツは増え続けていて、メタバースのマーケットが拡大していることを感じさせます。BtoBでは社内イベント、社内研修、展示会などに活用BtoBビジネスでメタバースが展開されてきた例として以下があります。バーチャルオフィスコロナ禍の期間中にMetaの「HorizonWorkrooms」、マイクロソフトの「MicrosoftMeshforTeams」が相次いでリリースされ、バーチャルオフィスが活用され始めました。メタバース入社式clusterなどのメタバース空間を使った入社式を実施した企業もあります。音楽や映像により、リアルなセレモニーとは違った演出をすることも可能です。メタバース研修新入社員研修がオンラインで実施されると同期の社員同士での交流が難しいという問題点がありましたが、メタバースを取り入れることで初対面の社員同士の交流を促進できます。VR建築展示場クリーク・アンド・リバー社が提供する「XREXPO」はVR空間にモデルハウスの展示場を構築。これが定着すればモデルハウスを建築するコストが大幅に削減できそうです。メタバース展示会コロナ禍で展示会が開催できなくなった期間にオンライン展示会が始まり、さらにメタバース空間での展示会が増えました。2022年になりリアルな展示会が復活してきましたが、オンライン同時開催とする例も多いようです。メタバース構築支援メタバース展示会に出展する企業、自社でメタバースビジネスを始める企業などを支援する事業会社も増えています。メタバースの広告配信事業メタバース広告の販売、3D広告の制作などを手掛ける企業です。メタバース本格化への課題は「ハードウェア」「法整備」など2021年の秋、急速に注目を集めたメタバースですが、2022年に入ってコロナ禍がいったん落ち着き、リアルへの回帰傾向となったためか、少し話題に上ることが減ったようです。しかしここまで見てきたように、着実にメタバースビジネスは拡大しているといえます。ただし課題もあります。経済産業省「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」のレポートでは以下のようにPEST分析で課題を挙げています。「VRデバイスの価格と使い勝手」「仮想空間ビジネスの法整備」などの重要課題がクリアされていくことにより、メタバースのビジネス活用が加速化すると期待ができます。むしろBtoBでメタバースが先行!?メタバース展示会の現状BtoBにおけるメタバース展示会の事例やメリット・デメリットを確認します。メタバースでどんな展示会が開催?最近開催されたBtoBのメタバース展示会の例をご紹介します。STARTDXSUMMIT2021(株式会社ガイアリンク)2021年12月DXを推進したい企業が学び、交流するための展示会。会場ではビンゴ大会や花火などのレクリエーションも行われました。美濃焼の挑戦!最新技術を活用したメタバース展示会(株式会社リモデルパートナーズ)2022年3月美濃焼の産地メーカー6社が出展するバーチャル展示会が開催されました。商品はQRコードを読み取りスマートフォンで確認できるVR/AR連動型。伝統工芸品を世界に紹介する機会として今後に活かせそうです。シーコン・メタバースEXPO2022(一般社団法人シーコンソーシアム)2022年2月、7月サイボウズ株式会社を中心とするメーカー/Slerが集結し、kintone/Garoonの活用を紹介するセミナーイベント。来場者はアバターで展示と講演を自由に行き来することができました。VIRTUALEXPOinTODA(埼玉県戸田市)2022年5月ビジネス展示会の実証実験として開催されました。申込者はアバターでメタバース展示会に参加。近隣市区からも参加企業を募り、約30社が出展しました。メタバース展示会のメリット、デメリットメタバース展示会のメリットは以下です。低コストで実施できるメタバースを用いない通常のオンライン展示会よりはブース制作などのコストがかかりますが、一度作成したブースは再利用もできるので、リアルイベントよりはかなり低コストです。遠方からも集客できる国内外の遠方からも集客が可能です。また、事情があって外出が難しい人も参加可能です。時間・収容人数・開催期間の制約が少ないリアルな場所と時間に制約されることなく展示会を開催できます。リアルな展示会は日中・数日間ですが、バーチャルな展示会は24時間や長期間の開催も可能。開催の趣旨に合わせて自由に設定できます。演出の自由度が高いイベントの世界観を伝えるため展示会場を映像や音で演出したり、キャラクターを登場させたりといった自由な空間演出が可能です。オンライン展示会よりもコミュニケーションをとりやすいアバターで移動できるメタバースでは相手に近づいて挨拶をしたり、向かい合って質問したりできるので、一般のオンライン展示会よりもしっかりコミュニケーションできます。精度の高い見込み客データが得られるリアルイベントでは多くの人が来場したときにうっかり声をかけそびれてしまうこともありますが、デジタル空間では来場者の履歴が残ります。展示会のあと、見込み客に対して適切なフォローが可能です。一方、デメリットとして以下が挙げられます。展示ブースやコンテンツを準備するための技術やリソースが不足リアルな展示会を担当していたチームのリソースではメタバース展示会の準備をすることが難しい場合があります。しかしメタバース展示会を提供する企業は出展社が参画しやすいメニューを整備しているので、外部サービスの活用により解決できます。相手を細かく観察しながらコミュニケーションをとることが難しい営業担当者なら相手と会話をしながら細かい表情まで読み取って対話をすることに慣れていて、最初はアバターとの会話が難しいと感じるかもしれません。参加者にとってリアルな体験や一体感が不足来場者もメタバースに慣れていない場合はリアルで興味深い体験や他の来場者との交流、会場の一体感などの点で物足りなさを感じるかもしれません。以上のようにメタバース展示会にはデメリットもありますがメリットの方が多いといえます。また、今後リアルイベントがなくなるわけではなく、それぞれのメリットを活かす形で併用されていくと考えれば、大きな問題はなさそうです。メタバース展示会へ出展または開催する方法メタバースで開催される展示会に企業が出展する場合、リアルな展示会と同じようにエントリーします。主催者が提供している空間内の展示ブースをあまりアレンジすることなく使用すれば追加費用はそれほどかからず、最もコストをおさえられる方法といえます。しかしカスタマイズする場合はかなりの制作費が追加されます。一方、自社でメタバース展示会を開催する場合はどうでしょうか。選択肢は2つで、1つめは独自のメタバース空間を制作する方法、2つめは既存のメタバースを利用する方法です。自社専用のメタバースをゼロから構築すれば、数千万円程度の費用がかかります。しかし今後も定期的にメタバース展示会を実施していくこと、メタバース空間を他の企業にもシェアしていくことなどで投資額を回収できる可能性もあるので、大手企業ではメタバース空間構築をしている例があります。一般企業はメタバースのプラットフォームを利用して自社独自のイベントを行うか、複数の企業が出店するメタバース展示会に参画するか、という2つの方法があります。※シャノンの子会社「ZIKU」はメタバース展示会・イベントを支援しています。3Dの展示会場やブースはテンプレートが用意されており、デザインを選んでロゴや展示物をアップロードするだけでセットアップが可能。主催社と出展社向け機能も完備されたワンストップのバーチャルイベントサービスです。数字で見る、メタバースで開催した展示会の成果シャノンの実践例を含め、実施されたメタバース展示会の顧客満足度、リード獲得実績などの成果についてご紹介します。「シャノン・ユーザーカンファレンス2022Spring」の満足度は?冒頭でご紹介した自社のイベント「シャノン・ユーザーカンファレンス2022Spring」は、2022年4月に開催されました。当日はまず講演ホールにてご挨拶のスピーチを行い、その後はお客様に6つの展示ブースを自由に訪れていただき、各ブースではテキスト/音声チャットによりシャノン担当者が対応しました。申込者数と来場者数、アンケート結果は以下のとおりです。開催してみた結果、明らかになったポイントは以下です。音声チャットでリアルに近いコミュニケーションをとれた人は、満足度が高い傾向慣れないながらも展示ブースで音声チャットによりしっかりとコミュニケーションをとれた人はイベント満足度が高いようでした。参加者300人という規模感が、今回の場合は適正だった現在の技術や環境、初めての方が多いという状況では、参加者の人数が多すぎてもフォローしきれなくなる可能性があります。300名の参加という今回の規模感は、適度に活気がありつつお客様一人一人とのコミュニケーションもとりやすく、適当であったと思われます。メタバースイベントで集客・リード獲得が増えた事例・お客様の声ZIKUがサポートしたメタバースイベントで「集客を改善」「リード獲得数が増えた」という事例をご紹介します。「集客が前年比161%と大きく改善」 SalesforceAppExchangeVirtualExpo20222020年、2021年とウェビナー型のイベントをオンラインでイベントを行ったが、2021年に集客が落ち込んでしまいました。2022年はメタバース展示会として、メタバース会場の様子を事前にライブ配信。集客を前年比161%まで改善させることができました。くわしくは以下を参照してください。参考:NPO法人AppExchangeコンソーシアム様「集客が前年比161%と大きく改善」「1ブースあたりの平均リード獲得数はおよそ100」シーコン・メタバースEXPO2022メタバースの宣伝効果もあり、集客が前年比416%と大きく増加。ブースへの入場データが各出展ブースのリード獲得数となります。一人平均5ブースの閲覧があったので、1ブースあたりの平均リード獲得数は100となりました。くわしくは以下を参照してください。参考:一般社団法人シーコンソーシアム様「集客が前年比416%と大きく改善」以下は、複数のイベントで実施したアンケートなどからの抜粋です。メタバースの展示会は実施数はまだ少ないですが、それでも通常のオンラインイベントより満足度の高い体験を提供できる可能性のある手法といえそうです。まとめ本稿のポイントは以下の4点です。1.日本企業のメタバース認知度は約5割で、多くの企業は様子見の状態ですが、積極的に進出している企業もあります。2.BtoBではバーチャルオフィス、展示会などにメタバースが活用されています。3.メタバース展示会のメリットはリアルイベントより低コストで自由度が高いこと、オンラインイベントよりコミュニケーションがとりやすいことです。4.メタバースで企業の展示会を行う事例は増えていて、来場者の顧客満足度は高い傾向です。最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。以下にて豊富な機能をくわしくご紹介しております。⇒製品資料と特典資料4点の無料ダウンロードはこちら
https://www.shanon.co.jp/blog/entry/metaverse_exhibition/