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【事例あり】ウェビナーにおけるアンケートの重要性と回答率を高める質問項目を紹介!

【事例あり】ウェビナーにおけるアンケートの重要性と回答率を高める質問項目を紹介!
ウェビナーを開催するときに実施する、お客様アンケート。フィードバックをもらうことで、貴重な顧客情報が得られます。ウェビナーの改善はもちろん、さまざまなマーケティング施策にも活用できます。この記事では、ウェビナーアンケートの重要性、メリットや回答率を高めるコツを解説。シャノンのウェビナーで実際に使用しているアンケートで質問項目を説明し、活用事例もご紹介します!目次Toggleウェビナーとはウェビナーにおけるアンケートの重要性ウェビナーアンケートのメリットウェビナー施策の改善顧客理解を深められる顧客体験の向上他のマーケティング施策にも活用できるアンケートの回収率を上げるポイントアンケート提出に対してインセンティブを提示するアンケートの設問数や回答形式を厳選し回答時間を5分程度に抑えるアンケートの回収方法を工夫するウェビナーアンケートの項目例顧客情報についての項目ウェビナーで必ず質問する項目顧客を理解するための項目その他の項目例ウェビナーアンケートの活用事例アンケートをもとにウェビナー施策を改善「役に立った内容」から次のウェビナーを企画シャノンのMA(マーケティングオートメーション)のアンケート機能まとめウェビナーとはウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)をかけあわせて生まれた言葉であり、インターネットを介してセミナーを配信する手法のことです。オンラインセミナー、Webセミナーとよばれる場合もあります。ウェビナーは対面セミナーよりコストを抑えることができます。また、参加者の側からみるとどこにいても視聴できて参加しやすい、効率がよいというメリットがあり、多くの集客が見込めることから、有力なマーケティング施策となっています。ウェビナーにおけるアンケートの重要性ウェビナーを開催するとき、合わせて行いたいのがアンケートです。アンケートにより、ウェビナー満足度だけでなく、参加者の業務上の悩み、具体的なニーズ、企業の課題などを知ることができます。これらはすべて、顧客から直接得られる一次情報であり、最新のデータです。つまり、ウェビナーで行うアンケートは、企業にとって価値がある顧客データを入手できる貴重な機会です。冒頭でアンケートを行う場合は、それを話の導入に活用することができます。あるいは、ウェビナー申込の段階で1~2問程度の簡単なアンケートを行い、その結果をウェビナーの内容に活かすという方法もあるでしょう。一方、ウェビナー後のアンケートは満足度、意見、興味の対象などをたずねるもので、企業が顧客データを取得するという点ではこちらの方が重要です。以下は実際のウェビナーのアンケートです。この後、ウェビナー後のアンケートを対象に解説を進めていきます。ウェビナーアンケートのメリットウェビナー後にアンケートをとることのメリットとして、以下が挙げられます。ウェビナー施策の改善ウェビナーの満足度はどの程度だったか、不満な点やわかりにくかった点はどこかをたずねることにより、次回以降のウェビナー施策を改善できます。さらに、ウェビナーのコンテンツのなかで何が参考になったかを答えてもらうことで、顧客が関心を持っている個別テーマが明らかになり、今後さらに集客が見込めるテーマの設定に役立ちます。ウェビナー施策の改善の具体例については、後半のシャノンの事例解説でご紹介します。顧客理解を深められる項目を工夫したり、自由回答欄を設けたりすることにより、顧客の仕事上の悩みやインサイト(潜在的なニーズ)を知ることができます。より詳細な顧客データを収集することもできるでしょう。アンケートにより、顧客を深く理解することができます。参考:インサイトとは?顧客となる消費者を知りマーケティングに活かす顧客体験の向上参加者は、たった今視聴を終えたウェビナーについての率直な感想を伝えたいという気持ちになります。アンケートはそんな参加者一人一人から意見をいただく機会であり、ウェビナー参加者にとっての参加体験の向上にも有効です。寄せられた意見に対して、翌日以降にメールなどで直接回答することもおすすめです。参加者は意見が尊重されていると感じ、関係性を深めることができます。他のマーケティング施策にも活用できるアンケートから得られる顧客情報は、メールマガジンやオウンドメディアのコンテンツなど、他のマーケティング施策にも活用できます。顧客理解が深まり、OnetoOneマーケティングやリードナーチャリング施策全般にも役立ちます。参考:OnetoOneマーケティングとは?MAで効率化できる具体的手法を解説以上のように、ウェビナー後のアンケートには多くのメリットが期待できます。一方、アンケートのデメリットとして、参加者が回答するときに負担感を感じてしまう可能性があり、結果としてアンケートの回収率が下がるリスクがあります。これを避けるために、次で紹介するような運用上の工夫が大切です。お役立ち資料アンケート作成・集計ができるセミナー管理システムの資料はこちらアンケートの回収率を上げるポイントちょっとした工夫により、ウェビナー後のアンケートの回収率を高めることができます。以下にそのポイントを紹介します。アンケート提出に対してインセンティブを提示するアンケートを提出したお客様限定で、何らかの特典を提供する方法です。特典として、たとえば以下が考えられます。限定の資料や動画ウェビナー配信中に寄せられた質問に対する回答をまとめたQ&A集金券、ポイントなどアンケートへの回答、提出にメリットがあれば、ある程度項目数が多いアンケートであっても途中の離脱率を下げることができます。アンケートの設問数や回答形式を厳選し回答時間を5分程度に抑える価値ある顧客情報をできるだけ多く、できるだけ詳しく入手したいところですが、アンケートの項目を増やし過ぎれば参加者の負担になってしまい、アンケートを回収できないばかりかウェビナーにネガティブな印象を持ってしまう可能性もあります。アンケートの設問は厳選して、最大でも5分程度で回答を終えられる程度のボリュームに抑えましょう。そのほかに、アンケート形式では以下のポイントをおさえましょう。選択回答の設問を増やすラジオボタンやプルダウンメニューを選択する形式で、短時間で回答できるようにします。設問の数は10個以内が望ましいです。重要な設問は最初に配置する特に回答してほしい重要な設問は最初に配置することで、回答率を高められます。自由記述は1問にするテキスト入力する必要がある自由記述形式は1問だけにして、設問は「ご意見を自由にお書きください」のように自由度の高いものにします。アンケートの回収方法を工夫する回収方法を工夫することも大切です。たとえば、アンケートに回答する時間をウェビナーのスケジュールに含める、アンケートに答えてから退出するように声かけする、などがあります。具体的にシャノンでは以下の取り組みをしています。・ウェビナー開催中にアンケートへの回答依頼をアナウンスするウェビナーを開始したタイミング、中盤、終わるタイミングでアナウンスを実施しています。シャノンのウェビナーではアンケート回答の特典として投影資料をお渡しすることが多いため、併せて告知をしています。・ウェビナー視聴画面にアンケート回答ボタンを設置する視聴後にすぐご回答いただけるよう、視聴画面にアンケート回答ボタンを設置しています。以下は実際のウェビナー視聴画面です。・サンクスメールでアンケートへ誘導ウェビナー終了後、「視聴したがアンケート未回答」のリードを対象に、「【シャノン】開催ウェビナーご参加のお礼・アンケートご協力のお願い」と題したサンクスメールをお送りしています。以下は実際の文面です。ウェビナーアンケートの項目例こちらは、シャノンが実際に使用しているアンケートフォームです。実例をパートに分けながら、各項目について解説します。顧客情報についての項目最初に、基本的な顧客情報について回答していただきます。合わせて、個人情報保護方針への同意のチェック欄も忘れずに設けましょう。ウェビナーで必ず質問する項目次に、シャノンでは毎回のウェビナーで必ず質問する項目として、以下があります。ウェビナーの満足度について毎回同じ選択肢で質問することで、定期的に実施するウェビナーの満足度の実績について、時系列でデータをとれます。シャノンでは、満足と不満の4段階評価として、中間に「ふつう」という選択肢を入れないことで、より明確な評価が得られるようにしています。ウェビナーの満足度について大変満足満足不満かなり不満視聴が完了していないため評価が難しい個別相談会について/製品資料の送付について商談に直結するニーズの有無について確認します。前向きな回答があればホットリード(購買意欲の高い見込み客)とみなしてすぐに対応します。個別相談会について希望する社内で確認してから検討したい希望しない今回のご視聴の目的今回はどんな理由から参加しましたか?の質問により、参加者がどの程度熱い顧客か判断することができます。この質問は、ウェビナー申込フォームにセットしておくことも可能です。今回のご視聴の目的自社の参考のため自社に課題を感じているため個人的な情報収集のためここから進んで、「顧客を理解する」ための質問項目が必要です。そこで次に、かんたんな質問に回答していただくことで、ウェビナー参加者は日頃の業務でどんな悩みがあるのか、課題は何かを知ることができる項目を紹介します。顧客を理解するための項目ウェビナーの満足度をきいて「満足」という回答が得られても、何がよかったのか?が不明確だと、次に活かしきれません。しかし以下のように、ウェビナーのコンテンツを細分化して、役に立った内容を質問すると、参加者の関心がどこにあるかがわかります。もうひとつの質問では参加者自身が業務上で感じている「課題」について、選択肢から選んでもらっています。この質問で、多くの顧客に共通する課題がみえてきます。役にたった内容役に立った内容を教えてください(複数選択可)セッション1:タイトルセッション2:タイトルセッション3:タイトルセッション4:タイトルセッション5:タイトル特になしテーマに関連する項目ウェビナーのKPIを教えてください(複数選択可)全体の集客数アポイント数ターゲットの集客数受注数KPIは設定していない特定アンケートの回答数(見積もりが欲しいなど)わからないその他その他の項目例ここまでシャノンの事例とともにアンケートの質問項目の具体例を紹介してきました。これ以外に、よく使われる質問項目として、以下があります。実施している施策参加者が自社の業務で何を担当しているか、会社の業務はどんな現状かがわかります。マーケティング部門担当者がお客様の場合、質問を「実施しているウェビナー施策」「実施しているメール施策」などにして、選択肢で具体的に回答していただくことができます。現在実施しているマーケティング施策を教えてください(複数選択可)展示会・イベント資料ダウンロード製品ウェビナー製品リアルセミナー関心ウェビナー関心リアルセミナーホワイトペーパーオウンドメディア事例記事メルマガ動画SNSとくになしその他何でウェビナーを知ったかメールマガジンやオウンドメディアだけでなくWeb広告を実施している場合は、この質問が費用対効果を知るために有効です。自由記入欄また、アンケートの最後には自由記入欄を設けます。ウェビナーの感想や意見、仕事上の疑問など自由に記載していただくことで、課題感を補完する情報が得られると期待ができます。お客様フォローのきっかけとなることもあるでしょう。ウェビナーアンケートの活用事例実際にウェビナーのアンケートをどのように活用しているかについて紹介します。アンケートをもとにウェビナー施策を改善以下は、展示会をテーマとするウェビナーで行ったアンケートの結果です。参加者に課題を尋ねた結果、「費用対効果」と「展示会後のナーチャリングプロセスがない」ことに課題感が集中していることがわかりました。この2つの課題はリンクしています。「展示会後のリードナーチャリングがうまくいけば、展示会の費用対効果が改善する」からです。そこで、次のウェビナーではこの課題にフォーカスしました。課題を深堀りしたウェビナーテーマは、その課題に直面している人に対して訴求力があります。結果は、集客が前回比120%増となりました。「役に立った内容」から次のウェビナーを企画ウェビナーをコンテンツごとの細かい項目にして、役に立った内容をたずねた結果、メール関連の3つの内容が最も役に立ったという結果でした。マーケティング部門の担当者の多くは日常的にメールマーケティングを実施しており、そこで課題や悩みをかかえていると推測できます。そこで、メール施策を改善するために役立つ実践的なウェビナーを実施したところ、通常よりも多くの集客がありました。シャノンのMA(マーケティングオートメーション)のアンケート機能シャノンのMAのアンケート機能は、アンケートフォームの作成と回答データの管理を効率化できます。定期的に開催するウェビナーのアンケートを蓄積していくときに便利です。また、他のリード・顧客情報とアンケートデータを紐づけて一元管理できるので、得られた情報をマーケティング活動全般に役立てることができます。シャノンのアンケート機能の紹介はこちらまとめ本稿のポイントは以下です。1. ウェビナーで実施するアンケートは、貴重な顧客情報が得られる機会として重要です。2. ウェビナーアンケートのメリットは以下です。・ウェビナー施策の改善・顧客理解を深められる・顧客体験の向上・他のマーケティング施策にも活用できる3. アンケートの回収率を上げるポイントは以下です。・提出に対してインセンティブを提示する・5分程度で回答できる設問数、選択形式に厳選し答えやすくする・アンケートURLを早めに提示、回答依頼をアナウンスする・サンクスメールでアンケート回答を促す4. ウェビナーアンケートの項目例として、以下があります。・顧客情報についての項目・ウェビナーで必ず質問する項目・顧客を理解するための項目・上記以外のウェビナーに参加した動機など、よく使うその他の項目ウェビナーを開催する際は、アンケートをしっかり回収することが大切です。アンケートで得られた結果は、その後の営業活動にとって重要な情報として役立つでしょう。そのためには、単にアンケートへの回答を依頼するだけでなく、さまざまな工夫を取り入れる必要があります。アンケートをより効果的に活用したいと考えているなら、ウェビナー配信のためのツールを提供しているシャノンにご相談ください。イベント参加状況やWebのアクセス履歴などと紐づけてアンケートを管理できるので、効果的な情報収集を実現できます。参加者の情報を見える化しつつ、継続的に開催するためのシステムも構築できます。シャノンではサポート体制が充実しており、メールや電話による気軽な問い合せも可能です。まずは資料請求をして効果的なウェビナー開催のためにお役立てください。最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。また、シャノンコンテンツアシスタントでは、主にセミナー集客メールのタイトルと内容、記事集客メールのタイトルと内容、記事本文の生成が可能です。⇒マーケティング専用生成AIクラウドのサービスサイトはこちら
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