https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/cooperation/apex2/chapter009/
補足事項
補足事項補足事項バージョンアップについてバージョンごとの留意事項バージョンアップについてSMPforSalesforceについて、機能不具合の修正や機能改善を実施してアプリケーションのバージョンが上がった場合、インストール済みの組織のバージョンは強制的にアップデートされます。なんらかの理由で最新版になっていないアプリケーションを手動でアップデートする場合は、バージョンアップ手順をご参照ください。バージョンごとの留意事項バージョン1.22アップデートアップデート概要1.22より、SMP連携オブジェクトに「キャンペーン申込キャンセル」が追加されました。SFDCからSMPへの連携によって、SMPの申込をキャンセルすることが可能となります。具体的な利用方法は、SMPオブジェクトリファレンスのキャンペーン申込キャンセルをご参照ください。アップデート時の追加手順1.22より前のバージョンからアップデートした場合、キャンペーン申込キャンセルを利用するためには以下の追加手順が必要です。[設定]の[作成][オブジェクト]からカスタムオブジェクトの一覧を表示し、「オブジェクトマッピング」の詳細に進みます「カスタム項目&リレーション」欄の「SMP更新方法」をクリックして詳細へ進み、「値」欄に「DELETE」を新規追加しますオブジェクトマッピングの詳細へ戻り、「カスタム項目&リレーション」欄の「SMP連携オブジェクト名」をクリックして詳細へ進み、「値」欄に「キャンペーン申込キャンセル」を新規追加します「SMP連携オブジェクト名」の詳細に戻り、「項目の連携関係」欄の「SMP更新方法」の編集をクリックします項目の連携関係の編集で、「SMP連携オブジェクト名」の「キャンペーン申込キャンセル」に対して「SMP更新方法」の「DELETE」を選択し、保存します。上記設定により、オブジェクトマッピングでキャンペーン申込キャンセルを指定し、SMP更新方法にDELETEを指定できるようになります。バージョン1.23.1アップデートアップデート概要1.23.1にて、オブジェクトマッピングに項目「SMP取得件数」が追加されました。この値を調節することにより、SMPから1回で取得したデータサイズが大きすぎる場合にエラーになる現象を回避することができます。また、以前のバージョンでは上記データサイズ制限によってエラーになった場合に延々とSMPへのリクエストを繰り返していましたが、本バージョンより実行エラーで停止するようになりました。アップデート時の追加手順1.23.1より前のバージョンからアップデートした場合、この項目を利用するためにはオブジェクトマッピング画面のレイアウトを編集する必要があります。アプリケーションのバージョンアップを実施後、追加で下記の操作を行います。オブジェクトマッピングの詳細画面にて、「Force.comクイックアクセスメニュー」の「レイアウトを編集する」をクリックします画面上部の項目リストから「SMP取得件数」が選択できることを確認します。「SMP取得件数」をドラッグし、図の位置にドロップします上部の「保存」をクリックしてレイアウトを保存すると、オブジェクトマッピングの編集・詳細画面にて「SMP取得件数」を更新・閲覧できるようになります。バージョン1.23.2アップデートアップデート概要SOQLで利用可能な組み込みの変数「次回実行日時」NextRunDateTimeを利用できるようになりました。SFDCから取得するデータの範囲をより細かく制御できます。具体的には、SFDCから連携するデータを2回の連携ジョブで重複して取得しないようにすることができるようになります。変数「次回実行日時」の用途たとえば、ある連携ジョブで「最終更新日時が前回実行日時以降」という条件だけでSFDCデータの取得を行っていた場合、対象データには取得実行時までのものが含まれます。前回実行日時はそのジョブが終わると、その連携ジョブの開始した日時が入るので、前回の連携実行中に更新されたデータは、前回の連携と次回の連携の両方で対象データとして取得される可能性があります。これは、複数の連携ジョブや複数のオブジェクトマッピングを実行しているなど1度の連携ジョブの実行に時間がかかる場合に起きやすく、キャンペーン申込キャンセルなど繰り返し実行するとエラーになるような連携を実行している場合に問題となる場合があります。キャンペーン申込キャンセルを連携しているケースで例示すると、以下のようなイメージです。01:00-ジョブ<1回目>開始01:00-オブジェクトマッピング1(何かの連携)を開始01:02-申込キャンセル連携の対象レコードAを更新01:03-オブジェクトマッピング2(申込キャンセル)を開始 <前回実行日時>から現在までの更新を取得 レコードAを連携(キャンセル実行)→OK01:05-ジョブ<1回目>終了02:00-ジョブ<2回目>開始 オブジェクトマッピング1を開始02:03-オブジェクトマッピング2(申込キャンセル)を開始 前回実行日時=01:00から現在までの更新を取得 再びレコードAを連携(キャンセル実行)→キャンセル済みなのでエラー(NG)02:03-ジョブ<2回目>終了この問題を回避するために、次回実行日時の変数を利用して、「最終更新日時が前回実行日時以降、かつ、最終更新実行日時が次回実行日時以前」という条件を設定します。SOQL実行時、その時点で「次回実行日時」にはまだ現在実行中の連携ジョブが開始した日時が入っています(連携ジョブが正常完了すると、リスケジュールされて「次回の」日時に更新されます)そのため、データの取得範囲を「次回実行日時」以前とすることで、次回の連携ジョブ実行時には前回の取得範囲のデータが再度入らないようにすることができます。たとえば、以下のようなSOQLを指定します。SELECTId,SMP_ID__c,SMPApplicationStatus__cFROMCampaignMemberWHERESMP_ID__c!=nullANDSMPApplicationStatus__c='キャンセル'ANDLastModifiedDate:LastRunDateTimeANDLastModifiedDate=:NextRunDateTimeバージョン1.32アップデートアップデート概要連携ログの保存方法の改善SMPforSalesforceの連携ログの保存方法を変更しました。従来、連携ログは連携ジョブごとにファイル形式で分割・保存していましたが、Salesforceのレポート機能を利用して閲覧・出力する方式に変更します。連携ジョブ1回の処理量が多い場合でも、ログをひとつのExcelファイルとしてダウンロードできます。連携ログの出力内容の改善連携エラーになった連携元データの主キーを追加出力するように改善しました。エラー対象データを特定しやすくすることで、運用・導入時のトラブルシュートの負担を軽減します。停止した可能性のある連携ジョブを検知する機能を追加実行中のまま長時間経過した連携ジョブや、実行予定時刻を過ぎても実行開始していない連携ジョブを検知する機能を追加しました。Saleforceの基盤や想定外の障害等によって、連携ジョブの自動実行が停止してしまった可能性がある場合にメール送信します。既存データの判別に利用する項目(更新キー)を複数指定可能に連携先にデータがすでに存在するかどうかを判断するための更新キーに利用する項目を複数指定できるようにしました。たとえば、リード情報であればEmail+姓+名+会社名など複数の項目を利用して、連携先に既に該当するデータが存在するか判定することができます。一部フィルタ処理の不具合改善連携元データが空白の場合に処理をスキップすべき一部のフィルタ処理がエラーになる問題を改善しました。アップデート時の追加手順*連携ログ参照のために必要な設定連携ログの参照方法変更に伴い、追加の設定が必要です。カスタムオブジェクト「SMP_ログ」の設定変更[設定]→左上のクイック検索より「オブジェクト」で検索、カスタムオブジェクト設定へオブジェクト「SMP_ログ」を開き、「レポートで使用する」にチェックがついていることを確認します「レポートで使用する」にチェックがついていない場合、編集画面を開いて「レポートを許可」にチェックを入れて保存します連携ジョブの画面レイアウトを変更して「ログレポート」を表示連携ジョブの詳細画面にて、「レイアウトを編集する」(または「Force.comクイックアクセスメニュー」の「レイアウトを編集する」)をクリックします画面上部の項目リストから「ログレポート」が選択できることを確認します。「ログレポート」をドラッグし、図の位置にドロップします上部の「保存」をクリックしてレイアウトを保存すると、オブジェクトマッピングの編集・詳細画面にて「SMP取得件数」を更新・閲覧できるようになります。レイアウトを変更しても、項目「ログレポート」が表示されない場合、項目の参照権限が設定されていない可能性がありますレポートIDの設定セットアップ手順の連携ログレポートのレポートID設定を参照して、レポートIDをカスタム設定に登録してください。停止した連携ジョブ検知のための設定セットアップ手順の連携ジョブの停止検知機能のための設定を参照して設定を行ってください。(既に別途、検知のためのワークフロー等を導入済みであれば設定は不要です)バージョン1.34アップデートアップデート概要トークン取得エラー対応のためにリトライを追加タイムアウトを10秒から120秒へ延長