https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/mail/other/chapter002/
送信ドメイン認証(SPFレコード設定)
送信ドメイン認証(SPFレコード設定)送信ドメイン認証(SPFレコード設定)送信ドメイン認証は、SPAMメールを受信しないように、送信元のアドレスが正規なものか判定する技術です。認証設定を行うためにはSPF(送信元IPアドレスを元に正規のメールか判定する仕組み)レコード設定を行う必要があります。※SHANONMARKETINGPLATFORM(以下SMPといいます)からのメール送信を許可する事業者のシステムにSPFレコードを設定する担当者を対象としています。そのため、インターネットメールの仕組みやDNSに関する基礎的な知識が必要となります。SPFレコードの設定手順の流れSPFレコードを設定するSPFレコードを確認するホワイトリスト登録が必要なSMPのIPアドレス制限事項トラブルシューティングSPFレコードの設定手順の流れ「メールテンプレートを利用する」のページで設定した、メールアドレスのFrom(送信元メールアドレス)で利用されている送信元ドメインを決める例:Fromuser@example.comの場合は”example.comが送信元のドメインとなります。補足・送信元メールアドレスで複数の異なるドメインを利用している場合は、それぞれ確認と設定が必要です。・宛先アドレス(To:taro@example.com)のメールサーバー(example.comを管理しているサーバー)がドメイン認証機能をONにしている場合に有効になります。送信元アドレスが特定の条件を満たしていない場合は、SPAMと誤判定されてしまい受信を拒否されてしまう可能性があります。・お客様が送信元アドレス(From)にご指定になるドメインですでにSPFレコードをご利用の場合は、お客様のDNSサーバーのSPFレコードにSMPのSPF用のドメインを追加していただく必要があります。1.で決めたドメイン名を管理するDNSサーバーにSPFレコードを設定します(「SPFレコードを設定するをご参照ください。)2.で設定したSPFレコードが反映されているか確認します(「SPFレコードを確認するをご参照ください。)SPFレコードを設定するご利用になるドメインのDNSサーバーに下記SPFレコードを設定します。include:spf.smktg.jpDNSサーバーへのSPF設定例:example.jp.INTXTv=spf1+a:mta.example.jpinclude:spf.smktg.jp~all補足・送信元アドレスが特定の条件を満たしていない場合は、SPAMと誤判定されてしまい受信を拒否されてしまう可能性があります。・お客様が送信元アドレス(From)にご指定になるドメインで既にSPFレコードをご利用の場合は、お客様のDNSサーバーのSPFレコードにSMPのSPF用のドメインを追加していただく必要があります。注意SPFレコードにIPアドレスを直接設定することはできるだけ避けてください。IPアドレスを利用する場合は「ホワイトリスト登録が必要なSMPのIPアドレス」を参照してください。SPFレコードを確認するDNSにSPFレコードが正しく設定されているかを確認します。DNSサーバーにSPFレコードを問い合わせますWindowsのコマンドプロンプトで下記コマンドを実行します。※“ご利用になるドメイン名“には送信元メールアドレスのドメイン(例:user@example.comであればexample.com)を入力してください。アクセスしているSMPのドメインと異なる場合があります。nslookup-type=TXT“ご利用になるドメイン名”例:nslookup-type=TXTshanon.co.jp出力結果の「text=v=spf1」から始まる行に「include:spf.smktg.jp」が含まれていることを確認させます出力結果例は、次のとおりです。Server:8.8.8.8Address:8.8.8.8#53Non-authoritativeanswer:shanon.co.jptext=google-site-verification=bEuMkWUfS-jl9rSx9Pu219S6hs_M9JLPBvKS_r6_asQshanon.co.jptext=MS=ms81534548shanon.co.jptext=v=spf1mxip4:52.199.20.22include:spf.smktg.jp~allホワイトリスト登録が必要なSMPのIPアドレスSHANONMARKETINGPLATFORM(以下、SMP)で使用しており、お客様の環境など、SMP外へのアクセスする可能性のあるIPアドレスの一覧を以下に記載します。あらかじめ登録(許可)されたIPアドレスのみアクセス可能とするホワイトリストの形式で管理されている場合、SMPから送信するメールを受け取る事ができるようにするなどの為に、下記に記載するメールサーバーのIPアドレスの登録を行う必要があります。注意IPアドレスは変更されることがあり、計画的な変更の際はカスタマーサポートより3ヶ月前を目処にメールにて告知します。運用の都合上、急遽追加、変更する場合がありますことを予めご了承ください。メールサーバーのIPアドレスIPアドレスを直接SPFレコードに設定することは推奨されません。IPアドレス18.182.251.21918.179.187.4213.115.225.8952.68.219.8335.72.236.543.114.3.1973.115.204.8054.249.250.235.73.180.20935.72.191.14235.72.150.14335.73.182.168制限事項メールのFROMのドメインとSMPのドメインを同じドメイン名にすることはできませんメールのFROMのドメイン(@以降の文字列)とSMPのドメインを同じドメイン名にすることはできません。DNSの制約(RFC1912)で、SMPのドメインをCNAMEレコードに登録した場合、同じドメインをTXTレコードに登録できません。トラブルシューティングメールテンプレートの送信者E-mailアドレスにて入力後に別項目を選択するなどしてフォーカスが外れた際、SPFレコードに関する警告メッセージが表示される事があります。こちらは警告メッセージですので解消せずに登録する事は可能ですが、SPFレコードが不正な状態である為、そのままメールを送信すると迷惑メールとして判断されてしまうなど期待通りに動作しない可能性があります。解消するにはDNS管理者にて各メッセージごとに下記のように対応を行って頂くようお願いいたします。メールアドレスドメインのTXTレコードが取得できません入力されたメールアドレスのドメインに対してSPFレコードをTXT形式で設定してください。設定方法は「SPFレコードを確認する」を参照してください。メールアドレスドメインにSPFレコードが定義されていません入力されたメールアドレスのドメインに対してSPFレコードをTXT形式で設定してください。設定方法は「SPFレコードを確認する」を参照してください。メールアドレスドメインのTXTレコードにおいてSPFレコード定義が複数存在しています入力されたメールアドレスのドメインに対して複数のSPFレコードが設定されてしまっているとSPFレコードとしては定義不正により無効と判断されてしまう為、1レコードに定義をまとめてください。定義が長すぎる場合は、定義自体を分割してincludeにより副参照してください。メールアドレスドメインのSPFレコードにおけるinclude指定が10を超えています(include先も含みます)入力されたメールアドレスのドメインを起点とし、include先も含めて総include個数が10を超えている場合、SPFレコードとしては定義不正により無効と判断されてしまう為、定義を見直してください。例えば、下記のような定義である場合、ドメインAの総include個数は「2」となります。ドメインAv=spf1ip4:XXX.XXX.XX.XXinclude:ドメインB~allドメインBv=spf1include:ドメインC~allドメインCv=spf1ip4:XXX.XXX.XX.XX~allメールアドレスドメインのSPFレコードに必要なインクルード指定がありません入力されたメールアドレスのドメインに(include先も含めて)シャノンSPFドメインのinclude定義を行ってください。設定方法は「SPFレコードを設定する」を参照してください。メールアドレスドメインのSPFレコードに必要なIP指定が不足しています入力されたメールアドレスのドメインに(include先も含めて)SMPIPアドレスのホワイトリスト登録が不足していますので、全てのIPアドレスを定義してください。設定方法は「ホワイトリスト登録が必要なSMPのIPアドレス」を参照してください。