シナリオを設定
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ステップ詳細本章では、適用開始条件とステップの詳細な仕組みについて説明します。適用開始条件トリガーフィルタアクション適用開始条件シナリオを適用開始するリードを選定するための条件です。設定項目名必須説明設定例タイプ必須適用開始条件のタイプを選択します。以下の2つから選択します。「バッチ」:定期的にリード検索を行うタイプ「トリガー」:リードの行動をきっかけとするタイプトリガー種別トリガータイプのみ必須検知対象とするリードの行動を選択します。リードが指定した行動を起こしたことを検知したら、シナリオの適用を開始します。キャンペーン申込注意トリガータイプの適用開始条件と、トリガーステップは、役割が異なります。リード検索(バッチタイプ)あらかじめ保存された検索条件を用いて、定期的にリード検索を行い、そのにマッチしたリードに対してシナリオを適用開始します。設定項目名必須説明設定例スケジュール必須リードを検索するスケジュールを設定します。間隔・日付・時間の3つを順に指定します。【間隔】検索を実行する間隔を、以下の2つから選択します。「毎月」:月に1回実行します。「毎日」:1日1回実行します。【日付】検索を実行する日付を設定します。間隔が「毎月」の場合のみ設定可能です。【時間】検索を実行するおおよその時間帯を設定します。1時間単位で設定できます。毎月25日10時以降検索条件必須複合検索の検索条件名を選択します。全キャンペーンモードで保存した、全員利用可能な検索条件のみ選択できます。注意・スケジュールの時間設定は目安であり、設定した時間通りに検索が実行されることを保証するものではありません。混雑時などは、検索の実行が設定された時間より遅れる場合があります。・シナリオは、検索条件にマッチしたリードに対し、適用開始の処理を1人ずつ逐次行います。このため、同じ検索条件にマッチしたリードでも、シナリオが適用開始される時間は異なります。・一度の検索で、マッチしたリード数が50,000件を超過した場合、マッチした全リードに対してシナリオの適用開始を行いません。検索条件は慎重に設定してください。・「毎月31日」のように、月によっては存在しない日付をスケジュールに設定すると、該当日が存在しない月はシナリオの適用開始処理が行われません。29日以降の日付設定は避けてください。キャンペーン申込(トリガータイプ)あるキャンペーンにリードが申込を行ったのをきっかけに、シナリオを適用開始したいときに使用します。設定項目名必須説明設定例キャンペーン名必須キャンペーン申込の発生を検知したいキャンペーンを選択します。サブキャンペーンは指定できません。注意選択したキャンペーンが削除されると、シナリオ機能はキャンペーン申込の発生を検知できなくなります。リスト追加(トリガータイプ)あるリストにリードが追加されたのをきっかけに、シナリオを適用開始したいときに使用します。設定項目名必須説明設定例リスト名必須リード追加の発生を検知したいリストを選択します。注意・リストに対してリードを追加したとき、そのリードがすでにリストに所属していた場合、シナリオ機能はリスト追加の発生を検知することができません。・選択したリストが削除されると、シナリオ機能はリスト追加の発生を検知できなくなります。別シナリオ経由(トリガータイプ)他のシナリオにある「別シナリオ適用開始アクション」を経由して、シナリオを適用開始したいときに使用します。設定項目は特にありません。どのシナリオ経由であっても、シナリオを適用開始できます。トリガートリガーは、リードの行動に基づく判断を行い、処理を分岐するためのステップです。トリガータイプの適用開始条件とは異なり、トリガーステップはシナリオの途中に配置して使用します。設定項目名必須説明設定例評価期間必須リードの行動を検知する期間を設定します。方式と日数の2つを順に指定します。【方式】評価期間の指定方式を、以下の2つから選択します。「最大」:評価期間中にリードの行動を検知したとき、評価期間の終了を待たず、直ちにYes側の経路に進む方式です。「固定」:評価期間中にリードの行動を検知したときも、必ず評価期間の終了を待ってからYes側の経路に進む方式です。【日数】リードの行動を検知する期間を日数で指定します。指定可能範囲は0日~365日です。固定7日間メモこのステップに関するメモを登録できます。メール2通目の開封を検知注意・評価期間を0日に設定すると、リードの行動を検知する期間がなくなるため、リードはこのステップへの到達直後に必ずNo側の経路に進むことになります。・一部のトリガーでは、評価期間の指定方式に「固定」を選択できません。・評価期間の完了まで待ってもリードが検知対象の行動を起こさなかった場合、評価期間の指定方式を問わず、No側の経路に進みます。・評価期間は、シナリオの稼働開始後も変更できます。評価期間の変更は、すでにそのステップで待機中のリードに対しても適用されます。変更後の評価期間は、リードのステップ到達時を起算点として再計算されます。評価期間を短縮した場合、再計算後の評価期間をすでに超過しているリードは、その時点で評価期間を終了して次のステップに進みます。なお、ステップで待機中のリードに対しては、再計算を行う関係上、評価期間の変更がやや遅れて適用されます(平常時で最大1時間程度。混雑時はさらに遅れて反映されることがあります)。メール開封トリガーリードのメール開封を検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例ID:テンプレート必須メール開封の検知対象とするメールテンプレートを選択します。全キャンペーン管理モードで登録されたメールテンプレートのうち、用途を「シナリオ用」に指定したものから選択可能です。注意・メール開封トリガーで開封を検知できるのは、HTML形式のメールテンプレートに限られます。・テキスト形式のメールテンプレートは選択可能ですが、メールの開封を検知できません。・メール開封トリガーで開封を検知できるのは、送信時に「開封確認を行う」設定を行ったメールに限られます。シナリオ機能のメール送信アクションで送信したメールは、すべて開封確認を行う設定となります。URLクリックトリガーリードのクリックカウントURLへのアクセスを検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例ID:テンプレート必須URLクリックの検知対象とするメールテンプレートを選択します。全キャンペーン管理モードで登録されたメールテンプレートのうち、用途を「シナリオ用」に指定したものから選択可能です。ターゲットURL必須検知対象とするURLの範囲を指定します。「すべて」:メール内の全URLを検知対象にします。URLの入力は不要です。「URL指定」:特定URLのみを検知対象にします。検知対象としたいURLを入力します。URLが完全一致した場合のみ検知します。URL指定注意・URLクリックトリガーで検知できるのは、クリックカウント機能を有効にして送信されたメール記載のURLに限られます。シナリオのメール送信アクションで送信していないメールでも、クリックカウント機能を有効にして送信されたメールであれば、URLクリックを検知できます。・評価期間中のURLクリック回数を評価することはできません。URLクリックトリガー(SMS)リードのSMSのクリックカウントURLへのアクセスを検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例テンプレート必須URLクリックの検知対象とするSMSテンプレートを選択します。SMSテンプレートのうち、用途を「シナリオ用」に指定したものから選択可能です。ターゲットURL必須検知対象とするURLの範囲を指定します。「すべて」:SMS内の全URLを検知対象にします。URLの入力は不要です。「URL指定」:特定URLのみを検知対象にします。検知対象としたいURLを入力します。URLが完全一致した場合のみ検知します。URL指定注意・SMS機能を有効にしていないと利用できません。・URLクリックトリガーで検知できるのは、クリックカウント機能を有効にして送信されたSMS記載のURLに限られます。シナリオのSMS送信アクションで送信していないSMSでも、クリックカウント機能を有効にして送信されたSMSであれば、URLクリックを検知できます。・評価期間中のURLクリック回数を評価することはできません。・SMSテンプレートの差し込み項目「SMS配信-停止用URL」をURLクリックトリガーとしたい場合、ターゲットURLは「すべて」を選択してください。「URL指定」は利用できません。WebアクセストリガーリードのWebページへのアクセスを検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。このトリガーをご利用いただくには、あらかじめトラッキング機能を有効化し、対象となるWebページにトラッキングタグを設置しておく必要があります。設定項目名必須説明設定例ターゲットURL必須アクセスの検知対象とするURLを指定します。URLが前方一致した場合のみ検知します。注意・トラッキング機能が有効化されていない場合でも、Webアクセストリガーを登録することは可能ですが、リードのWebアクセスを検知できません。この状態でシナリオを稼働させると、このステップに到達した全リードは評価期間の日数分だけ待機して、No側の経路に進むことになります。・評価期間中のURLへのアクセス回数を評価することはできません。リード項目値更新トリガーリードの項目値の更新を検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例項目名必須更新の検知対象とするリード項目を選択します。都道府県条件必須リード項目の評価に使用する条件を選択します。項目の選択肢は、選択した項目名のデータ型によって変わります。次の値を選択している値条件によって異なる項目名と条件に対して設定したい値を指定します。選択した条件によっては、この設定項目が現れないこともあります。東京都注意・基本的な設定方法は、リード複合検索の画面と同じです。・リード複合検索とは異なり、複数の項目に対するAND/OR検索や、複数の検索条件ブロックを利用することはできません。・リード項目の型がプルダウンメニューまたはラジオボタンの場合のみ、複数の値を指定することができます。複数の値を指定したときはOR条件として動作します。・リード基本項目の項目名を変更している場合も、項目名には既定の項目名が使用されます。・評価期間の指定方式に「固定」を選択できません。待機期間を設定したリード項目値フィルタのご利用を推奨します。・指定したリード項目の型がプルダウンメニューまたはラジオボタンで、かつリード項目値が未選択だったときに、指定したリード項目とは異なる項目に変更があった場合も「未選択状態に変更された」ものとして検知されます。上記の制約により、「プルダウンメニューまたはラジオボタンの項目が、未選択に変更されたら」という条件のトリガーを設定すると、期待通りに動作しません。・リード項目の型が日付型または日時型の場合、「明日」「来週」「来月」「残り日数(次の日数以内)」「残り日数(次の日数超)」の検索条件は利用できません。キャンペーン申込トリガーリードのキャンペーン申込を検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例キャンペーン名必須キャンペーン申込の発生を検知したいキャンペーンを選択します。サブキャンペーンは指定できません。注意選択したキャンペーンが削除されると、シナリオ機能はキャンペーン申込の発生を検知できなくなります。リスト追加トリガーあるリストにリードが追加されたことを検知し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例リスト名必須リード追加の発生を検知したいリストを選択します。注意・リストに対してリードを追加したとき、そのリードがすでにリストに所属していた場合、シナリオ機能はリスト追加の発生を検知することができません。・評価期間の指定方式に「固定」を選択できません。・選択したリストが削除されると、シナリオ機能はリスト追加の発生を検知できなくなります。フィルタフィルタは、リードの属性情報に基づく判断を行い、処理を分岐するためのステップです。設定項目名必須説明設定例待機期間必須フィルタを実行するまでの待機期間を日数で指定します(既定値は「0」)。指定可能範囲は0日~365日です。※0日に設定した場合、ステップ到達後、15分待機してから実行します。0メモこのステップに関するメモを登録できます。首都圏のリード注意待機期間は、シナリオの稼働開始後も変更できます。待機期間の変更は、すでにそのステップで待機中のリードに対しても適用されます。変更後の待機期間は、リードのステップ到達時を起算点として再計算されます。待機期間を短縮した場合、再計算後の待機期間をすでに超過しているリードは、その時点で待機期間を終了してフィルタの判断を行い、次のステップに進みます。なお、ステップで待機中のリードに対しては、再計算を行う関係上、待機期間の変更がやや遅れて適用されます。(平常時で最大1時間程度。混雑時はさらに遅れて反映されることがあります)リード項目値フィルタリードの基本項目・追加項目の値とステップの設定内容を比較し、経路を分岐するステップです。ステップに設定された条件に合致していればYes、合致しなければNoの経路に進みます。設定項目名必須説明設定例項目名必須評価対象とするリード項目を選択します。リード基本項目の項目名を変更している場合も既定の項目名で表示されます。都道府県条件必須リード項目の評価に使用する条件を選択します。項目の選択肢は、選択した項目名のデータ型によって変わります。次の値を選択している値条件によって異なる項目名と条件に対して設定したい値を指定します。選択した条件によっては、この設定項目が現れないこともあります。東京都注意・基本的な設定方法は、リード複合検索の画面と同じです。・リード複合検索とは異なり、複数の項目に対するAND/OR検索や、複数の検索条件ブロックを利用することはできません。・AND/OR検索を行いたいときは、複数のリード項目値フィルタを直列に配置してください。・リード項目の型がプルダウンメニューまたはラジオボタンの場合のみ、複数の値を指定することができます。複数の値を指定したときはOR条件として動作します。・リード基本項目の項目名を変更している場合も、項目名には既定の項目名が使用されます。アクションアクションは、処理を実行するためのステップです。アクション共通の設定項目すべてのアクションに共通する設定項目は、以下の通りです。設定項目名必須説明設定例待機期間必須アクションを実行するまでの待機期間を日数で指定します。指定可能範囲は0日~365日です。0日に設定すると、ステップ到達後に待機せず、直ちに処理を実行します。既定値は0です。0メモ-このステップに関するメモを登録できます。ナーチャリング用メール送信2通目注意待機期間は、シナリオの稼働開始後も変更できます。待機期間の変更は、すでにそのステップで待機中のリードに対しても適用されます。変更後の待機期間は、リードのステップ到達時を起算点として再計算されます。待機期間を短縮した場合、再計算後の待機期間をすでに超過しているリードは、その時点で待機期間を終了してアクションの処理を実行し、次のステップに進みます。なお、ステップで待機中のリードに対しては、再計算を行う関係上、待機期間の変更がやや遅れて適用されます。(平常時で最大1時間程度。混雑時はさらに遅れて反映されることがあります)メール送信アクションメールを送信するアクションです。主にリード宛のメール送信に使用しますが、設定するメールテンプレートの宛先を管理者のメールアドレスにしておくことで、管理者宛の通知メール送信に使用することもできます。メール送信アクションは、メール送信ウィザードによるメール送信とほぼ同等の機能を有しています。送信されたメールは、「個別メール送信履歴」画面から検索・参照できます。設定項目名必須説明設定例ID:テンプレート必須メール送信に使用するメールテンプレートを選択します。全キャンペーン管理モードで登録されたメールテンプレートのうち、用途を「シナリオ用」に指定したものから選択可能です。メールテンプレートはシナリオ専用に作成し、メール送信ウィザードなどで使用した既存テンプレートの流用は避けることを強く推奨します。DM許可フラグ-リードの「DM許可フラグ」項目の値に応じて、メールを送信するかどうかを指定できます。許可する送信済の宛先に送信必須同じメールテンプレートを用いたメール送信履歴のあるリードに対して、メールを送信するかどうかを指定します。「送らない」:送信履歴があれば送信しません。「送る」:送信履歴があっても送信します。送らない本文を履歴に保存必須メール本文を送信履歴に保存するかどうかを指定します。するクリックカウント必須このメールでクリックカウントを使用するかどうかを指定します。「使う」:使用します。「使わない」:使用しません。次のステップでURLクリックトリガーを使用する場合は、必ず「使う」を選択してください。注意・DM許可フラグの値が設定と一致しない場合や、リードのメールアドレスが空欄や不正な形式だった場合などは、メールが送信されません。実際のメール送信の成功可否に関わらず、シナリオの適用は続行されます。・メール送信の予約ができた時点で次のステップに進みます。その為、ステップが進んでいてもまだメール送信されていない可能性があります。・メール送信アクションで使用中のメールテンプレートは、削除できなくなります。・メール送信アクションの登録後に、当該アクションで使用しているメールテンプレートを編集してURLの追加・削除・入れ替えを行った場合、メール記載のURLのクリックが正常に検知できなくなることがあります。・メールテンプレートに、フォーム変数を含んだURLが記述されている場合、そのURLのクリックは正常に検知できません。・メールテンプレートに、クリックカウントURL一覧画面から登録されたURLが差し込まれた場合、そのURLのクリックは正常に検知できません。・その他、メール送信ウィザードによるメール送信とは以下のような相違点がありますので、十分ご留意のうえご利用ください。【メール送信ウィザードによるメール送信との相違点】メール送信アクションは、メールを1件ずつ逐次配信します。全キャンペーン管理モードで登録されたメールテンプレートのうち、用途を「シナリオ用」に指定したものだけが選択可能です。メールの送信数や開封数、開封率などをステップ単位で参照することができません。メール送信アクションで送信するメールは、常に開封確認を使用します。メール送信アクションで送信するメールで、クリックカウントを使用する場合、メールテンプレートに記載されたすべてのURLがクリックカウントの計測対象になります。全キャンペーン管理モードの「メールテンプレート編集」画面の選択肢にない差込み項目が含まれたメールテンプレートを利用すると、メール送信アクションで送信されるメール上では差込み項目が空欄となります。SMS送信アクションSMSを送信するアクションです。主にリード宛のSMS送信に使用しますが、設定するSMSテンプレートの宛先を管理者の携帯電話番号にしておくことで、管理者宛の通知SMS送信に使用することもできます。SMS送信アクションは、SMS送信ウィザードによるSMS送信とほぼ同等の機能を有しています。送信されたSMSは、「SMS個別送信履歴」画面から検索・参照できます。設定項目名必須説明設定例テンプレート必須SMS送信に使用するテンプレートを選択します。用途を「シナリオ用」に指定したものから選択可能です。テンプレートはシナリオ専用に作成し、送信ウィザードなどで使用した既存テンプレートの流用は避けることを強く推奨します。SMS送信許可フラグ-SMS送信許可フラグとして設定したリード項目の値に応じて、SMSを送信するかどうかを指定できます。許可する長文(71文字以上)の送信必須SMSの本文が70文字を超え、複数通に分割される場合、SMSを送信するかどうかを指定します。「許可する」:70文字を超えるメッセージでも送信します。「許可しない」:70文字を超えるメッセージは使用しません。許可する送信済の宛先に送信必須同じSMSテンプレートを用いた送信履歴のあるリードに対して、SMSを送信するかどうかを指定します。「送らない」:送信履歴があれば送信しません。「送る」:送信履歴があっても送信します。送らない送信時間帯必須SMS送信を行う時間帯を制限したい場合、曜日や時間で送信時間帯を設定します。たとえば、週末や夜間のSMS送信を避けたい場合、平日の日中の時間帯のみを指定します。「指定しない」:シナリオの設定に沿ってSMSが送信されます。「指定する」:指定した開始時間から終了時間までSMSが送信されます。それ以外の時間は待機状態となります。・曜日:日~土曜日の中からチェックボックスで選択します(複数選択可)。・送信開始時間:0~23時の間で設定します。・送信終了時間:1~24時の間で設定します。開始時間よりも前の時間は指定できません。終日送信可能にしたい場合は、開始時間を0時、終了時間を24時に指定してください。注意・SMS機能を有効にしていないと利用できません。・SMS送信許可フラグの値が設定と一致しない場合や、リードの送信先電話番号が空欄や不正な形式だった場合などは、SMSが送信されません。実際のSMS送信の成功可否に関わらず、シナリオの適用は続行されます。・SMS送信の予約ができた時点で次のステップに進みます。その為、ステップが進んでいてもまだSMS送信されていない可能性があります。・SMS送信アクションで使用中のテンプレートは削除できなくなります。・SMS送信アクションの登録後に、当該アクションで使用しているテンプレートを編集してURLの追加・削除・入れ替えを行った場合、SMS本文記載のURLのクリックが正常に検知できなくなることがあります。・テンプレートに、フォーム変数を含んだURLが記述されている場合、そのURLのクリックは正常に検知できません。・テンプレートに、クリックカウントURL一覧画面から登録されたURLが差し込まれた場合、そのURLのクリックは正常に検知できません。・その他、送信ウィザードによるSMS送信とは以下のような相違点がありますので、十分ご留意のうえご利用ください。【送信ウィザードによるSMS送信との相違点】SMS送信アクションは、SMSを1件ずつ逐次配信します。用途を「シナリオ用」に指定したものだけが選択可能です。SMSの送信数や到達数などをステップ単位で参照することができません。リード項目値更新アクションリード項目の値を更新するアクションです。設定項目名必須説明設定例項目名必須値を更新するリード項目を選択します。都道府県値必須更新後の値を指定します。東京都注意・固定値での更新のみ対応しています。差込変数や関数などを利用した更新には対応しておりません。・値を空白にすると、指定した項目を空白で上書きします。但し、ラジオボタンとプルダウンの項目を空白(=未選択状態)に更新することはできません。・リード基本項目の項目名を変更している場合も、項目名には既定の項目名が使用されます。・リード基本項目のうち、以下の項目を更新することはできません。 システム登録日時、システム更新日時 登録ステータス(仮登録・本登録) 検閲(OK/NG) Eメールアドレスの不達回数(予備含む) Eメールの不達日時(予備含む) 配信停止、配信停止日時・アクションの実行前後で項目値が変化しなかった場合も、同じ値で上書きした扱いとなり、システム更新日時も更新されます。このため、アクションの実行をきっかけに、リード項目値の更新をきっかけに動作する他の機能(例:外部データ連携機能など)が動き出す可能性がありますので、これらの機能と併用される場合は十分ご注意ください。・指定したリード項目が削除された場合は、アクションを正常に実行できないため、ステップの実行を保留し、シナリオのエラー通知先宛にエラー通知メールを送信します。リスト追加アクションこのリードを、特定のリストに追加することができます。設定項目名必須説明設定例リスト名必須このリードを追加するリストを選択します。注意・アクションの実行時点で、このリードが指定したリストにすでに所属していた場合、このリードをリストに追加する処理は行われません。シナリオの適用は続行されます。・指定したリストが削除された場合は、アクションを正常に実行できないため、ステップの実行を保留し、シナリオのエラー通知先宛にエラー通知メールを送信します。リスト除外アクションこのリードを、特定のリストから除外することができます。設定項目名必須説明設定例リスト名必須このリードを除外するリストを選択します。注意・アクションの実行時点で、このリードが指定したリストに所属していなかった場合、このリードをリストから除外する処理は行われません。シナリオの適用は続行されます。・指定したリストが削除された場合は、アクションを正常に実行できないため、ステップの実行を保留し、シナリオのエラー通知先宛にエラー通知メールを送信します。・このアクションを実行しても、対象のリードがリストに所属しなくなるだけで、リード自体は削除されません。また、リスト自体を削除するアクションではありません。・このアクションによってリストから除外されたリードであっても、リスト追加アクションなどの方法を用いれば、再び同じリストに追加することができます。別シナリオ適用開始アクションこのリードに対して、別のシナリオを適用開始することができます。シナリオを連鎖させたいときに使用します。設定項目名必須説明設定例シナリオ名必須このリードに対して適用開始するシナリオを選択します。注意・アクションの実行時点で、以下のいずれかの条件に該当する場合は、このリードに対して指定した別シナリオは適用開始されません。指定した別シナリオが、同一リードに対して適用中だった場合指定した別シナリオが、同一リードに対して適用済みで、かつ当該シナリオが「繰り返し適用不可」の設定だった場合・別のシナリオを適用開始しても、このアクションを配置したシナリオ自体は適用が継続されます。・リードがシナリオから別シナリオに移動するわけではありません。・適用開始条件が「別シナリオ経由」ではないシナリオであっても、このアクションから適用開始することができます。・シナリオの状態が「全停止」や「受付停止・進行中」であっても、このアクションを経由する場合に限り、シナリオが適用開始されます。但し、シナリオの状態が「全停止」の場合、そのリードはシナリオの始点の次のステップで待機状態となります。・指定した別シナリオが削除された場合は、アクションを正常に実行できないため、ステップの実行を保留し、シナリオのエラー通知先宛にエラー通知メールを送信します。シナリオ適用中止アクションこのリードに対して、別のシナリオが並行して適用中の場合、その適用を中止することができます。中止の対象は、同一リードに対して適用中の特定のシナリオ、またはすべてのシナリオです。シナリオ自体の稼働を停止したり、特定のステップの処理を保留するアクションではありません。設定項目名必須説明設定例シナリオ名必須このリードに対して適用を中止するシナリオを選択します。1つのシナリオを指定するほかに、「すべてのシナリオ」を選択することもできます。注意・アクションの実行時点で、指定した別シナリオがこのリードに対して適用中でなかった場合は、特に何も行いません。シナリオの適用は続行されます。・別のシナリオを適用中止しても、このアクションを配置したシナリオ自体は適用が継続されます。但し、適用中止するシナリオに「すべてのシナリオ」を選択した場合に限り、このアクションを配置したシナリオ自体の適用も中止されます。*・指定した別シナリオが削除された場合は、アクションを正常に実行できないため、ステップの実行を保留し、シナリオのエラー通知先宛にエラー通知メールを送信します。検索結果https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter006/
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シナリオの登録本章では、シナリオエディタの操作を中心に、作成したシナリオをSMPに登録する手順を説明します。事前準備シナリオの新規登録シナリオエディタ事前準備作成したシナリオをSMPに登録する作業に先立ち、シナリオで使用する様々な材料をあらかじめSMPに登録しておく必要があります。また、シナリオ内で利用するステップによっては、その他にも準備作業が必要となることがあります。具体的には、以下のような事前準備作業が必要となります。キャンペーンの登録、申込フォームの準備キャンペーン申込をきっかけにシナリオを適用開始するときに必要となります。メールテンプレートの登録シナリオからメール送信アクションを実行するときに必要となります。この場合、既存のメールテンプレートは流用せず、シナリオ向けに新規テンプレートを登録することを強く推奨します。また、メール開封・URLクリックトリガーで、メール開封やURLクリックを検知するときも使用します。リード複合検索条件の保存リード検索(バッチタイプ)の適用開始条件を利用するときに必要となります。リストの登録リスト追加(トリガータイプ)の適用開始条件を利用するときに必要となります。シナリオからリスト追加アクションを実行するときに必要となります。リード追加項目の設定リード項目値をトリガーで検知したり、フィルタで評価するときに利用する可能性があります。リード項目値を更新するときに利用する可能性があります。Webページへのトラッキングタグの設置Webアクセストリガーを利用して、Webページへのアクセスを検知するときに必要となります。(あらかじめWebトラッキング機能が有効化されている必要があります)他のシナリオの登録別シナリオ適用開始アクションを実行して、別のシナリオと連鎖するときに必要となります。シナリオの新規登録シナリオを登録するときは、シナリオエディタを使用します。シナリオの新規登録シナリオを新規登録するときは、SMPで「シナリオ」メニューを選択し、シナリオ一覧画面の「新規登録」ボタンを押してください。シナリオエディタが、Webブラウザの新しいタブで開きます。シナリオエディタが開いたら、以下の流れでシナリオを登録します。シナリオの基本設定シナリオの保存ステップの登録シナリオの基本設定シナリオエディタから新規シナリオを登録するときは、最初にシナリオの基本設定を登録する必要があります。画面左側のフォームに、シナリオの基本的な設定と、適用開始条件を登録します。設定項目名必須説明設定例シナリオ名必須シナリオを区別するための名前です。すでに登録済みのシナリオ名は使用できません。シナリオAエラー通知先必須シナリオの稼働中にエラーを検知したとき、通知メールを送信する宛先のメールアドレスです。登録できるメールアドレスは1つのみです。example@example.co.jp繰り返し適用必須同一のリードに対するシナリオの複数回適用を許可するかどうかを指定します。「可」:1人のリードに対して何度でも適用可能「不可」:1人のリードに対して1回限り適用可能既定値は「不可」です。不可適用開始条件必須シナリオを適用開始する条件を指定します。タイプと種別を選択した上で、詳細な条件を設定してください。設定が必要な条件は、選択したタイプと種別によって異なります。選択したタイプと種別によって異なるメモ-このシナリオに関するメモを登録できます。適用開始条件の部分に設定する項目は、適用開始条件のタイプ・種別によって異なります。利用できる適用開始条件のタイプ・種別と、それぞれの機能、および詳細な設定方法については、「ステップ詳細」をご覧ください。必要な設定項目を設定してから「登録」ボタンを押すと、シナリオの基本設定が登録されます。注意・シナリオの基本設定を登録しないと、シナリオにステップを登録できません。・シナリオの基本設定を登録しただけでは、シナリオは保存されません。次項で説明する「シナリオの保存」の操作を必ず行ってください。・「キャンセル」ボタンを押すと、シナリオエディタを終了します。・「繰り返し適用」の項目は、同じリードに対して意図せずシナリオを複数回適用してしまうことを防ぐため、通常は「不可」のままでご利用いただくことを推奨します。特にメール送信アクションを伴うシナリオでは、同じリードに対する同じメールの多重送信を防ぐため、「不可」に設定することを強く推奨します。シナリオの保存シナリオエディタでシナリオの基本設定やステップを登録・編集し、「登録」ボタンを押すと、その時点ではシナリオエディタには登録されますが、まだSMP上に保存されていません。登録・編集した内容を保存するためには、「シナリオの保存」の操作を行う必要があります。シナリオを保存するときは、シナリオエディタの画面右上にある「保存」ボタンを押してください。シナリオエディタに未保存の編集内容がある場合は、このボタンが「未保存」に変わります。登録・編集内容に何らかの不備がある場合、「保存」ボタンを押したときにエラーメッセージが表示され、ステップのアイコンにエラーマークが付くことがあります。この場合、エラーマークの付いたステップの設定内容に何らかの不備がありますので、該当するステップを編集し、エラーメッセージの内容を手がかりに設定を変更してから、もう一度「保存」ボタンを押してください。注意・シナリオに編集を加えた後、保存せずにシナリオエディタを閉じると、未保存の編集内容は失われます。・稼働中のシナリオに対して編集を加えて保存すると、保存処理中は一時的にシナリオの稼働が停止します。このため、保存処理中に発生したリードの行動を、トリガーステップが検知できないことがあります。なお、保存処理が完了すると、保存前に稼働中だったシナリオは自動的に稼働を再開します。以下のいずれかに該当する場合は、シナリオの保存に時間を要することがあります。・未保存の編集内容が多い場合・シナリオのステップ数が多い場合・シナリオを適用中のリード数が多い場合・待機中のリードが多いステップに対し、削除や変更を加えた場合ステップの登録シナリオの基本情報の登録が終わると、ステップが登録できる状態になります。シナリオにステップを登録するときは、以下の手順で操作してください。ステップを登録したい箇所のステップ挿入ボタン(+)をクリックする登録したいステップのタイプと種別を選択する登録したいステップの詳細情報を設定する「登録」ボタンを押すステップの登録時に設定する項目は、ステップのタイプ・種別によって異なります。利用できるステップとそれぞれの機能、および詳細な設定方法については、「ステップ詳細」をご覧ください。ステップが登録されると、シナリオエディタの画面右側のグラフエリアに、登録したステップが追加されます。複数のステップを登録するときは、この登録操作をステップの数だけ繰り返してください。ステップの登録が終わったら、画面右上の「保存」ボタンを押し、シナリオを保存してください。注意・1つのシナリオに対して登録できるステップ数は、100ステップまでです。・トリガーとフィルタでは、次の経路がYesとNoに分岐します。・左側(実線)がYesで、右側(破線)がNoです。シナリオエディタ本項では、シナリオエディタの各部名称と使い方を説明します。各部の名称と役割シナリオエディタの各部の名称を説明します。項目の詳細は、次のとおりです。番号名称説明1ヘッダー部中央にはシナリオ名が表示されます。右側には保存ボタンが配置されます。2フォームエリアシナリオの基本情報およびステップの情報を表示したり、登録・編集するためのエリアです。3グラフエリアシナリオ内の始点・終点・ステップの順序や配置、相互のつながりを図形描画で表現するエリアです。ヘッダー部の詳細は、次のとおりです。番号名称説明4シナリオ名シナリオの基本情報に登録したシナリオ名が表示されます。5保存ボタン押すと、シナリオエディタ内に登録された内容をSMP上に保存します。未保存の編集内容がある場合は、ボタン名が「未保存」に変わり、色も変化します。フォームエリアの詳細は、次のとおりです。番号(凡例)名称説明6フォームヘッダフォームエリアの見出しです。ステップを選択中は、ステップのタイプと種別を表示します。編集ボタン押すと、現在選択中のステップの編集を始めます。削除ボタン押すと、現在選択中のステップを削除します。7ステップ集計値現在選択中のステップの集計値を表示します。・[待機]:現在このステップで待機中のリード数です。・[通過]:過去にこのステップを通過したリードの総数です。(トリガーとフィルタでは、Yes/Noの経路ごとに表示)集計値のリンクをクリックすると、別タブで表示されるリード一覧画面で、対象のリード一覧を見ることができます。8ステップ設定内容現在選択中のステップの設定内容を表示します。表示される項目は、ステップのタイプと種別で異なります。9ステップ設定項目現在選択中のステップに対して登録・編集する項目です。登録・編集できる項目は、ステップのタイプと種別で異なります。10登録ボタンステップに対する設定・変更内容を登録します。11キャンセルボタンステップに対する設定・変更内容を破棄します。グラフエリアの詳細は、次のとおりです。凡例名称説明始点シナリオの始点です。終点シナリオの終点です。ステップ挿入ボタン押すと、この位置に新規ステップの登録を開始します。フォーカスこのステップやボタンが選択中であることを示します。トリガーステップリードの行動を検知し、判断を行うステップです。中のアイコンは、ステップの種別ごとに異なります。フィルタステップリードの属性情報に基づき、判断を行うステップです。中のアイコンは、ステップの種別ごとに異なります。アクションステップリードに対して処理を実行するステップです。中のアイコンは、ステップの種別ごとに異なります。経路ステップ間の遷移順序を表現します。Yes/Noに分岐するステップからの経路では、Yesが左側(実線)、Noが右側(破線)です。エラーマークシナリオを保存するときに何らかの設定不備が見つかったステップや、シナリオの稼働中にエラーを検知して保留状態になったステップを示します。ステップのアイコンに重なった状態で表示されます。拡大ボタン押すと、シナリオを拡大表示します。縮小ボタン押すと、シナリオを縮小表示します。(なし)背景マウスでドラッグすると、シナリオ全体を上下左右に移動できます。シナリオエディタを終了する場合シナリオエディタを開いているWebブラウザのタブまたはウィンドウを閉じてください。https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter003/
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シナリオの作成本章では、シナリオの作成手順について説明します。シナリオの作成は、SMPを使わなくても、机上で実施できます。シナリオの設計シナリオの構造シナリオ適用の仕組みシナリオの設計シナリオ機能を利用するときは、最初から直接SMPの画面上でシナリオを登録するのではなく、あらかじめ机上でシナリオを設計し、作成したシナリオをSMPへ登録することを推奨します。シナリオを設計するプロセスを挟むことで、登録作業の前にシナリオの妥当性を評価したり、設定の不備や材料の不足などを事前にチェックすることができます。特に、ステップ数や分岐の多い複雑なシナリオを作るときや、複数のシナリオを連鎖させるときは、先にシナリオを設計しておくことを強く推奨します。シナリオを設計するためには、シナリオの構造と、作成したシナリオがリードに適用される仕組みについて、あらかじめ十分に理解しておく必要があります。次項をよくお読みになってから、シナリオを設計してください。シナリオの構造シナリオを作成するときは、SMPのシナリオの構造について理解しておく必要があります。シナリオは「始点」「終点」「適用開始条件」「ステップ」の4種類の要素から構成されます。始点と終点シナリオには必ず、1つの始点と1つの終点があります。リードに対するシナリオの適用は、常に始点から始まり、終点への到達によって完了します。注意始点および終点は、シナリオに追加したり、シナリオから削除することはできません。適用開始条件適用開始条件とは、シナリオを適用開始するリードの選定条件のことです。「そのシナリオを、いつ、どのようなリードに対して適用するか」を定義します。シナリオを稼働させると、シナリオ機能は適用開始条件を満たすリードを自動的に発見し、そのリードに対してシナリオの適用を開始します。また、シナリオを登録するには、適用開始条件の設定が必須です。1つのシナリオに対し、設定できる適用開始条件は1つだけです。適用開始条件には、リード検索を利用した定期処理型(バッチタイプ)の条件と、リードの行動発生をきっかけとした逐次処理型(トリガータイプ)の条件があり、利用目的に合わせて2つのタイプを使い分けることができます。詳しくは「シナリオの基本設定」および「適用開始条件」ページをご覧ください。ステップステップは、シナリオにおける処理や判断の単位です。1つのステップは、1つの処理または判断に相当します。ステップは、シナリオの始点と終点の間に配置します。1つのシナリオに複数のステップを登録できます。シナリオにおける処理や判断の実行順序は、ステップの順序で定義します。ステップは、シナリオの始点から終点に向けて順に実行されます。ステップはその目的によって、以下の3つのタイプに分類されます。アクション処理を実行するステップです。メールの送信やリード項目値の更新などを実施できます。トリガーリードの行動を観察し、行動の有無に基づき判断を行うステップです。メールの開封やWebページへのアクセスなどの行動を観察対象にできます。フィルタリードの属性情報を参照し、条件と比較して判断を行うステップです。リードの項目値を参照できます。また、ステップにはそれぞれの役割ごとに種別が与えられています。例えば、アクションのステップには「メール送信」「リスト追加」などのステップ種別があります。ステップを登録するときは、希望する処理内容に合わせてステップのタイプと種別を選択し、種別に応じた様々な条件を設定します。ステップのうち、トリガーとフィルタでは、ステップでの判断結果によって、次の経路がYesとNoに分岐します。これを利用すると、複雑な条件分岐を持つシナリオを定義することができます。詳しくは「ステップの登録」および「ステップ詳細」をご覧ください。シナリオ作成時の注意シナリオを作成する際は、事前に制限事項や注意事項をよくお読みになり、十分気をつけて作成してください。詳しくは、「制限事項」をご覧ください。シナリオ適用の仕組みシナリオを作成するときは、リードに対してシナリオが適用される仕組みについても理解しておく必要があります。本項では、リードに対するシナリオ適用開始から適用完了までの流れについて説明します。シナリオの適用シナリオの適用とは、リードに対し、シナリオで定義された処理や判断を順番通りに実行することを指します。1人のリードに対して、同時に稼働している異なる複数のシナリオを同時並行で適用することができます。シナリオの適用は、常にリード1名単位で行います。複数のリードに対してシナリオを一度に適用開始した場合でも、シナリオの適用はすべて1名単位となります。SMPのシナリオ機能では、1人のリードに対して1つのシナリオを適用できる回数を「1回限り」と「無制限」の2つから選択することができます。通常のシナリオを作成するときは、「繰り返し適用不可」に設定します。このシナリオは、1人のリードに対して1回限り適用可能となります。オートメーション用途のように、同じリードに対して同じ処理を何度も適用するような場合は、「繰り返し適用可」に設定します。このシナリオは、同じリードに何度でも適用可能となります。シナリオの適用開始リードが、稼働中のシナリオの適用開始条件を満たすと、そのリードに対してシナリオの適用が開始されます。シナリオの適用開始は、設定した適用開始条件に基づき、自動的に行われます。原則として、手動で適用開始することはできません。但し、リードが適用開始条件を満たした場合でも、以下のいずれかに該当する場合は、シナリオは適用開始されません。同じリードに対して、同じシナリオが現在適用中の場合同一のシナリオを、同一のリードに対して同時に複数適用することはできません。リードがシナリオの終点に到達し、シナリオの適用が完了している場合は、シナリオの設定によっては繰り返し適用できることがあります。同じリードに対して同じシナリオが適用済みで、かつそのシナリオが「繰り返し適用不可」設定の場合繰り返し適用不可のシナリオは、1人のリードに対して1回限りの適用となります。2回目以降は適用開始されません。ステップの実行リードに対してシナリオの適用を開始すると、リードはシナリオ上を始点から終点に向けて移動していきます。シナリオは始点から終点に向けた一方通行であり、戻ることはありません。リードがステップに到達すると、まず各ステップに設定された待機日数に従って待機を行います。待機期間が終了すると、そのステップの処理を実行します。処理が完了すると、次のステップに移動します。トリガーとフィルタでは、処理結果に基づいてYes/Noの経路を選択し、次のステップに移動します。シナリオを適用したリードは、この「待機→処理→移動」を繰り返し、最終的にシナリオの終点に到達します。シナリオの適用完了リードがシナリオの終点に到達すると、シナリオの適用が完了します。リードに対するシナリオの適用中止を行わない限り、シナリオを適用したリードは必ず終点に到達します。シナリオの適用中止シナリオを適用中のリードに対し、強制的にシナリオの適用を中止することができます。シナリオの適用を中止するには、「別シナリオ適用中止」アクションを使用します。中止したシナリオ適用を再開することはできません。中止されたシナリオ適用は、シナリオの集計値の「適用完了」には含まれません。また、以下のいずれかの事象を検知した場合も、シナリオの適用を中止します。シナリオを適用中のリードが削除されたときシナリオを適用中のリードが、マージの対象(被マージ側)となったときシナリオ適用中の稼働停止と再稼働シナリオを適用中に、シナリオの稼働を停止した場合、シナリオ内のステップの実行がすべて停止します。このとき、シナリオを適用中だったリードは、シナリオが稼働を停止した時点のステップに残ります。稼働を停止したシナリオを再稼働させると、稼働停止時点のステップからシナリオの適用が再開されます。https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter002/
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概要シナリオ機能とはシナリオ機能でできることシナリオ機能の基本的な仕組みシナリオ機能のご利用の流れシナリオ機能をご利用いただく前の注意事項シナリオ機能とはSHANONMARKETINGPLATFORMのシナリオ機能とは、SHANONMARKETINGPLATFORM(以下、SMP)に登録されているリードに対し、あらかじめ定めた条件や手順に基づき、一連の処理を自動的に実行する機能です。リードの行動やリードの属性情報に基づき、途中で処理を分岐させることもできます。シナリオ機能は、定期的な作業の自動化や、コミュニケーションシナリオに沿ったリードナーチャリングの実施など、様々な用途でご利用いただけます。シナリオ機能でできることシナリオ機能を利用すると、SMP上で以下のようなことを実現できます。シナリオに基づく自動処理あらかじめ作成した手順(シナリオ)に従い、SMP上で様々な処理を実行することができます。あらかじめ定めた条件を満たしたリードに対して、シナリオを自動的に適用開始します。シナリオ適用開始の判断は、リード検索を利用した定期処理と、リードの行動発生をきっかけとした逐次処理の両方に対応しています。複雑で高度なシナリオの作成複数の処理単位(ステップ)を順番に並べて、シナリオを作成できます。シナリオの途中で、リードの行動やリードの属性情報に基づく判断を行い、シナリオを分岐できます。シナリオとシナリオを連鎖させることができます。シナリオ適用結果の表示シナリオの適用結果を集計値で確認したり、シナリオを適用したリード一覧を参照することができます。シナリオ機能の基本的な仕組みシナリオ機能をご利用いただく前に、最低限知っていただきたい基本的な仕組みについて説明します。シナリオシナリオとは、実行する処理や判断の順序や条件、タイミングなどを定義したものです。シナリオ機能は、このシナリオに基づき、すべての処理を実行します。シナリオの構成シナリオは、以下の4種類の要素から構成されています。始点:シナリオの適用を開始する地点終点:シナリオの適用を完了する地点適用開始条件:シナリオを適用開始するリードを選定するための条件ステップ:シナリオ内における処理や判断を表す単位シナリオを作成するときは、これらの要素に様々な設定を行ったうえで、処理の順序に従って連結します。シナリオ内の要素の順序と、要素間のつながりは、以下のような図形で表現されます。詳しくは「シナリオの構造」ページをご覧ください。シナリオの登録シナリオの登録とは、作成したシナリオをSMPに登録することを指します。シナリオの作成は机上で行うこともできますが、シナリオの登録作業にはSMPのシナリオエディタを使用します。詳しくは「シナリオの登録」ページをご覧ください。シナリオの稼働シナリオの稼働とは、登録したシナリオに基づき、自動処理が働く状態にすることを指します。シナリオを稼働させると、シナリオの適用開始条件に基づく適用開始処理と、シナリオ内の各ステップの処理が働くようになります。詳しくは「シナリオの稼働」ページをご覧ください。シナリオの適用シナリオの適用とは、リードに対し、シナリオで定義された処理や判断を順番通りに実行することを指します。シナリオ機能は、稼働中のシナリオに定義された適用開始条件を満たすリードを自動的に発見し、そのリードに対してシナリオの適用を開始します。シナリオの適用が始まったリードは、シナリオ上を始点から終点に向けてステップを順番に遷移し、それぞれのステップで定義された処理を実行します。リードが終点に到達すると、シナリオの適用が完了します。詳しくは「シナリオ適用の仕組み」ページをご覧ください。シナリオ機能のご利用の流れシナリオ機能をご利用いただく際の大まかな流れは、以下の通りです。機能の有効化最初に、シナリオ機能を有効化する作業が必要です。弊社の営業担当者までお問い合わせください。シナリオの作成自動化したい処理の流れを整理し、机上でシナリオを組み立てます。特に、大規模なコミュニケーションシナリオを実行したい場合は、カスタマージャーニーマップを作成し、その結果を基にシナリオへ落とし込む作業を行います。シナリオが出来上がったら、シナリオで使用するメールテンプレートやWebページなどのコンテンツを制作します。シナリオの登録シナリオエディタを利用して、作成したシナリオをSMPに登録します。シナリオで使用するコンテンツは、メールテンプレートやWebフォームとして、あらかじめSMPに登録しておきます。また、キャンペーンやリスト、リードの検索条件など、シナリオで使用するコンテンツ以外の様々な材料も、あらかじめSMPに登録しておきます。シナリオの稼働登録したシナリオを稼働させ、リードに対するシナリオの適用を開始します。シナリオの稼働開始後は、シナリオ一覧画面やシナリオエディタから、シナリオの適用状況を確認できます。シナリオにステップを追加したり、ステップの設定を変更するなどして、シナリオを改善することもできます。シナリオ機能をご利用いただく前の注意事項シナリオ機能をご利用いただく前に、注意していただきたい事項は以下の通りです。シナリオ機能をご利用いただけるのは、特権管理者のみです。シナリオ機能では、リードに対するシナリオの適用開始やトリガーの検知、次のステップへの移動といった各種処理を、1件ずつ逐次実行します。このため、短時間に大量の処理が集中するとシステムが一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。同時に稼働できるシナリオ数や、一度に適用開始できるリード数など、いくつかの制限があります。また、特定の条件下ではシナリオ機能をご利用いただけない場合や、予期せぬ不具合が発生する場合があります。詳しくは「制限事項」ページをご覧ください。シナリオエディタをより快適にお使いいただくために、解像度の高い大画面のディスプレイでのご利用を推奨します。https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter001/
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ステップ作成時に、タイプ別に以下期間を設定することが可能です。
タイプ
設定項目名
設定方式
説明
フィルタ
アクション待機期間
なし
フィルタやアクションを実行するまでの待機期間を日数で指定します。
指定可能範囲は 0日~365日です。
0日に設定すると、ステップ到達後に待機せず、直ちに処理を実行します。
既定値は0です。トリガー
評価期間
最大
リード(申込者)の行動を検知する期間を設定します。
評価期間中にリード(申込者)の行動を検知したとき、評価期間の終了を待たず、直ちに Yes 側の経路に進む方式です。
指定可能範囲は 0日~365日です。固定
リード(申込者)の行動を検知する期間を設定します。
評価期間中にリード(申込者)の行動を検知したときも、必ず評価期間の終了を待ってから Yes 側の経路に進む方式です。
指定可能範囲は 0日~365日です。<例1>3日後にメール送信したい場合
タイプ:アクション
種別:メール送信
待機期間:3日間
<例2>1週間の期間内にあるキャンペーン(セミナー)に申し込みをした場合に、即座に次のステップ(Yes)に進めたいときタイプ:トリガー
種別:申込
評価期間:最大 7日間<例3>1週間の期間内にあるキャンペーン(セミナー)に申し込みをした場合に、1週間を待って次のステップ(Yes)に進めたいとき
タイプ:トリガー
種別:申込
評価期間:固定 7日間評価期間の注意事項
※評価期間を0日に設定すると、リード(申込者)の行動を検知する期間がなくなるため、リード(申込者)はこのステップへの到達直後に必ず No 側の経路に進むことになります。
※評価期間の完了まで待ってもリード(申込者)が検知対象の行動を起こさなかった場合、評価期間の指定方式を問わず、No 側の経路に進みます。
※評価期間を短縮した場合、再計算後の評価期間をすでに超過しているリード(申込者)は、その時点で評価期間を終了して次のステップに進みます。
※一部のトリガーでは、評価期間の指定方式に「固定」を選択できません。関連マニュアル
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シナリオ機能のステップ設定(タイプ:アクション・種別:メール送信)において、 メールテンプレート選択時のプルダウンをクリックしても、「No results found」と表示され、 メールテンプレートが何も選択できない、もしくは割り当てたいメールテンプレートが表示されない場合があります。
1.メールテンプレートが表示されない該当箇所
画面:全キャンペーン(セミナー)管理>[シナリオ]タブ
新規シナリオを作成後、+ボタンより、新規ステップを追加する画面
タイプ:アクション・種別:メール送信図1:メールテンプレートが表示されない該当箇所
2.対策
作成したメールテンプレートをシナリオ機能で利用するには、メールテンプレート編集で[用途]を[シナリオ用]として保存する必要があり、それにより表示され選択できるようになります。
以下の手順にて設定を行って下さい。【手順】 全キャンペーン(セミナー)管理>[メール]タブ>サイドメニュー[テンプレート一覧]メニューのメールテンプレート画面にて、 該当するテンプレートを編集し、[用途]にて[シナリオ用]を選択し、登録してください。
注意点
※全キャンペーン(セミナー)管理の[メール]タブにて作成したテンプレートのみ利用可能です。
個別キャンペーン(セミナー)管理で作成したテンプレートはシナリオでは利用できません。図2:メールテンプレート編集画面(用途)
3.関連マニュアル
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シナリオのステップの追加で、タイプ「トリガー」を選択した場合、以下種別にて、URLの指定を行います。
全キャンペーン(セミナー)管理モード>シナリオ>新規ステップ>タイプ
タイプ:【1】URLクリック【2】Webアクセス
目次
【1】トリガーの種別に、「URLクリック」を選択し、対象URL「ターゲットURLを指定」を選択した場合のターゲットURLの指定について
- URLが完全一致した場合のみ検知します。
- 完全一致で検知するため、ターゲットURLにパラメータが含まれる場合は、パラメータを含めたURLを指定します。
- PDFファイルの場合でも、 クリックカウントを設定している場合は検知します。
- ひとつのステップで、テンプレート内の一部のURLを複数指定することはできません。
【2】トリガーの種別に、「Webアクセス」を選択した場合のターゲットURLの指定について
- URLが前方一致した場合のみ検知します。
- ターゲットURLの指定内容に「%、_(アンダーバー)」が含まれる場合は、検知が行われません。
- ひとつのステップで、URLを複数指定することはできません。
関連マニュアル
詳細については、以下マニュアルをご参照ください。
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シナリオ機能のスケジュールの時間設定は、目安の時間になります。
設定した時間通りに検索が実行されることを保証するものとは異なるため、
混雑時などは、検索の実行が設定された時間より遅れる場合があります。関連マニュアル
制限事項は以下マニュアルをご確認ください。
関連FAQ
設定した時間通りのメール送信に重点をおく場合は、ステップメール機能のご利用をご検討ください。
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シナリオ機能にて実現できます。
以下のシナリオで設定ができます。
シナリオの登録特定のキャンペーン(セミナー)に申し込みをされた際にメールを送信する場合は、[タイプ:トリガー]の利用になります。
例:社内で規定していた特定のステータスを持つリード(申込者)から
「お問い合わせフォーム」というキャンペーン(セミナー)に申し込みがあった際に、
指定した基本項目値の変更を行うシナリオの登録- 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- 新規シナリオの項目を以下のように設定します。
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シナリオ名 :任意の名前
エラー通知先 :任意のメールアドレス
繰り返し適用 :任意(1度、当シナリオが適用された方をは除外したい場合、不可を選択します。)
タイプ :トリガー
種別 :申込
キャンペーン(セミナー)名 :お問い合わせフォーム(任意のキャンペーン(セミナー)名)
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1つの条件に対して、メールを出し分けるには、「タイプ:フィルタ」という機能を使い、
シナリオ処理を分岐させます。 - ホームマーク下の[+]マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
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タイプ :フィルタ
種別 :リード(申込者)項目値
待機期間 :0日間 ※指定可能範囲は 0日~365日です。
項目名 :任意
条件 :任意
値 :任意
-------------------------------------------- - 実線上の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
--------------------------------------------
タイプ :アクション
種別 :リード項目値更新
待機期間 :0日間 ※指定可能範囲は 0日~365日です。
項目名 :任意
変更後の値 :任意
-------------------------------------------- - 右上の[未保存]ボタンをクリックして、保存します。
ご留意ください
シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、
一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、
ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」関連マニュアル
関連FAQ
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複合検索とシナリオ機能の組み合わせにて実現できます。
毎日のバッチ処理にて開催日今日のキャンペーン(セミナー)に申し込みをしているリード(申込者)を検知し、1週間後にメールを配信する方法があります。設定には大きく分けて、下記3ステップあります。
【STEP 1】シナリオ用のメールテンプレートの作成- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[メール]タブをクリックします。
- サイドメニュー[テンプレート一覧]をクリックします。
- [新規登録]をクリックします。
- タイトル、本文などを入力します
- 用途:[シナリオ用]のチェックボックスのみにチェックを入れて[登録]ボタンをクリックします。
【STEP 2】検索条件の作成- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[リード(申込者)]タブをクリックします
- シナリオの対象となるリード(申込者)の条件を設定します。
例:本日開催したキャンペーン(セミナー)に申し込みをしているリード(申込者)を抽出する検索条件
全キャンペーン(セミナー)管理>[リード(申込者)]タブ>[複合検索]をクリック
[1.リード(申込者)]ブロックを削除し[申込]ブロックを追加し、以下の通り設定します。
1. 申込
項目名:キャンペーン(セミナー):開催日時
条件:今日
検索種別:すべての条件に一致
式:1
※上記は一例になるため、運用に合わせて複合検索などで絞込みを行ってください。 - [検索条件を保存(全ユーザー使用可)]で検索条件を保存します。
【STEP 3】シナリオの登録特定の条件に一致したリード(申込者)に対してメールを送信する場合は、[タイプ:バッチ]の利用になります。
バッチを毎日適用させて本日開催日のキャンペーン(セミナー)に申し込みをしているリード(申込者)を抽出し、1週間後にメール送信アクションを実行します。
例:本日開催したキャンペーン(セミナー)に申し込みをしているリード(申込者)に1週間後メール送信を行うシナリオの登録- 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- ホームマークに[適用開始条件]として、以下条件を指定し、[登録]ボタンをクリックします。
--------------------------------------------
シナリオ名 :任意の名前
エラー通知先:任意のメールアドレス
繰り返し適用:任意(1度、当シナリオが適用された方を除外したい場合、不可を選択します。)
タイプ :バッチ
スケジュール:毎日
検索条件 :【STEP 2】で保存した検索条件
-------------------------------------------- - ホームマーク下の[+]マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
タイプ :アクション
種別 :メール送信
待機期間 :7日間 ※指定可能範囲は 0日~365日です。
テンプレート :【STEP 1】で作成したメールテンプレート
その他の項目 :任意 - 右上の[未保存]ボタンをクリックして、保存します。
ご留意ください
シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、
一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、
ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」関連マニュアル
関連FAQ
-
シナリオ機能と複合検索を利用することで実現可能です。
毎日のバッチ処理にて項目が変更されたリード(申込者)を検知し、そのリード(申込者)項目に登録のある担当者emailアドレスにメールを配信する方法があります。今回のシナリオ機能の利用では大きく分けて、下記4ステップあります。
目次
【STEP 1】「判定用の項目」と「宛先用の項目(担当営業メールアドレス)」を作成する
- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[リード(申込者)]タブを開きます。
- サイドメニューの [基本項目設定]をクリックします。
- [新規項目追加]より登録します。
【STEP 2】シナリオ実行用の検索条件の作成- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[リード(申込者)]タブをクリックします。
検索から、「送信対象者の検索条件」を作成します。
例:1日以内に「判定用の項目」に特定の値が変更されたリード(申込者)
--------------------------------------------
1. リード(申込者)編集履歴
項目名:編集項目:【1】で作成した「判定用の項目」
条件:編集後の値が
次の値と完全に一致する
入力値:(任意)
項目名:履歴登録日時
条件:次の日数以内
入力値:1
検索種別:すべての条件に一致
式:1
--------------------------------------------
- [検索条件を保存(全ユーザー使用可)]をクリックします。
※必ず[検索条件を保存(全ユーザー使用可)]にて保存してください。
【STEP 3】シナリオ用のメールテンプレートを作成する- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[メール]タブをクリックします。
- サイドメニュー[テンプレート一覧]をクリックします。
- [新規登録]をクリックします。
- タイトル、本文などを入力します。
<重要>
--------------------------------------------
[宛先E-mailアドレス]の[変更]をクリックし、【STEP1】-3.で作成した「宛先用の項目」(担当営業のメールアドレスなど)の項目を差込み項目値に変更する必要があります。
※[宛先用の項目](担当営業のメールアドレスなど)にはメールアドレスをあらかじめ登録しておく必要があります。
※メールアドレスが固定の場合は、[宛先用の項目]の差込み項目値を指定せずに、直接メールアドレスを入力いただくことも可能です。
--------------------------------------------
<参考>
--------------------------------------------
差込み項目値の確認方法は、以下となります。
1.[差込み項目]のプルダウンメニューから[宛先用の項目]の[差込項目値]の変数を調べます。
例:[% VisitorData.attributeXX %]
2.メールテンプレートの[宛先E-mailアドレス]の[変更]ボタンをクリックし、[差込項目値]を入力します。
-------------------------------------------- - 用途:「シナリオ用」のチェックボックスのみにチェックを入れて「登録」ボタンをクリックします。
【STEP 4】シナリオを登録する- 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- 新規シナリオの項目を以下のように設定します。
--------------------------------------------
シナリオ名 :任意
エラー通知先 :任意
繰り返し適用 :任意 (「不可」推奨…一度今回のシナリオを通過したリード(申込者)は対象外となります)
タイプ :バッチ
スケジュール :任意
検索条件 :【STEP2】にて保存した検索条件を設定します。
例:
-------------------------------------------- - 右上の「未保存」ボタンを押して、保存します。
- ホームマーク下の[+]マークをクリックし、新規ステップを以下のように設定します。
--------------------------------------------
タイプ :アクション
種別 :メール送信
待機期間 :任意
(※例えば、3日と設定した場合は、バッチ処理がされてからの3日間の待機期間になります。)
テンプレート:【STEP3】にて作成したメールテンプレートを選択します。
DM許可 :任意
送信済の宛先に送信:しない※一度送信したリード(申込者)に対し送信したくない場合「しない」にします。
クリックカウント:任意
本文を履歴に保存:する
例:
-------------------------------------------- - 「登録」ボタンをクリックします。
- 右上の「未保存」ボタンを押して、保存します。
ひとつのキャンペーン(セミナー)の申込日を起点にして、基本項目が指定された値のときにメールを送信する場合は、より簡易的なステップメール機能を利用することで実現可能です。
ご留意ください
シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」関連マニュアル
関連FAQ
-
複合検索とシナリオ機能の組み合わせにて実現できます。
複合検索の条件に応じてシナリオ機能の処理を分岐させ、
別々に用意した2パターンのメールテンプレートを送り分けます。
本FAQでは例として以下の条件に沿った設定方法の手順をご案内します。(1)管理者が、リード(申込者)項目に特定の値を入力(選択)した場合
例)
管理者が、リード(申込者)の「会員フラグ」という基本項目に「有効」という値を入力(選択)した場合
(2)指定した条件に合わせたメールアドレスにそれぞれ異なる内容のメールを通知したい場合
例)
・「担当営業Email」の基本項目に値が入力されている場合...
入力されているEmail宛にメールAを通知
・「担当営業Email」の基本項目に入力されていない場合...
指定する固定のEmail宛にメールBを通知設定には大きく分けて、下記6ステップあります。
目次
【STEP1】メールA・メールBのメールテンプレート(2通分)を作成- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[メール]タブをクリックします。
- サイドメニュー[テンプレート一覧]をクリックします。
- [新規登録]をクリックします。
- タイトル、本文などを入力します。
- 用途:「シナリオ用」のチェックボックスのみにチェックを入れて「登録」ボタンをクリックします。
【STEP 2】検索条件の作成- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[リード(申込者)]タブをクリックします
- シナリオの対象となるリード(申込者)の条件を設定します。
例:基本項目「会員フラグ」が有効になっているリード(申込者)を抽出する検索条件
全キャンペーン(セミナー)管理>[リード(申込者)]タブ>[複合検索]をクリックし、
以下の通り設定します。
1. リード(申込者)
項目名:会員フラグ
条件:次の値を選択している
値:有効
検索種別:すべての条件に一致
式:1
※上記は一例になるため、運用に合わせて複合検索などで絞込みを行ってください。 - [検索条件を保存(全ユーザー使用可)]で検索条件を保存します。
【STEP 3】シナリオの登録(特定条件でのリード抽出)会員フラグが有効になっているリードを抽出するためのシナリオ設定を行います。
特定の条件に一致したリード(申込者)を起点にメールを送信する場合は、[タイプ:バッチ]の利用になります。
バッチを毎日適用させて会員フラグが有効になっているリード(申込者)を抽出します。- 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
新規シナリオの項目を以下のように設定します。
--------------------------------------------
シナリオ名 :任意の名前
エラー通知先:任意のメールアドレス
繰り返し適用:任意(1度、当シナリオが適用された方を除外したい場合、不可を選択します。)
タイプ :バッチ
スケジュール:毎日
検索条件 :【STEP 2】で保存した検索条件
--------------------------------------------
【STEP 4】シナリオの登録(分岐設定)
基本項目名「担当営業Email」に値がある場合と値がない場合の
処理を分岐させるためのシナリオ設定を行います。
1つの条件に対して、メールを出し分けるには、「タイプ:フィルタ」という機能を使い、
シナリオ処理を分岐させます。- メール配信を行いたいタイミングの「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
--------------------------------------------
タイプ :フィルタ
種別 :リード(申込者)項目値
待機期間 :任意
項目名 :「担当営業Email」
条件 :次の文字列と一致しない
値 :(空白)
--------------------------------------------
【STEP 5】シナリオの登録(条件一致のアクション設定)リード(申込者)基本項目「担当営業Email」に値があるリード(申込者)の場合は、「担当営業E-mail」に入力されているメールアドレス宛にメール送信アクションを実行する設定を行います。
- メール送信アクションを以下のように設定し、「登録」ボタンをクリックします。
実線上の「+」マークに【STEP 4】で設定した条件に一致したリード(申込者)に行うアクションを、追加します。
--------------------------------------------
タイプ :アクション
種別 :メール送信
待機期間 :任意
(※例えば、3日と設定した場合は、バッチ処理がされてからの3日間の待機期間になります。)
テンプレート:【STEP1】で作成した「担当営業Email」の変数を差し込んだテンプレート
DM許可 :任意
送信済の宛先に送信:任意 ※一度送信したリード(申込者)に対し送信したくない場合「しない」にします。
クリックカウント:任意
本文を履歴に保存:任意 ※「する」を推奨します。
--------------------------------------------
【STEP 6】シナリオの登録(条件不一致のアクション設定)リード(申込者)基本項目「担当営業E-mail」に値がないリード(申込者)の場合、
指定するメールアドレス宛にメール送信アクションを実行する設定を行います。- メール送信アクションを以下のように設定し、「登録」ボタンをクリックします。
点線上の「+」マークに【STEP 4】で設定した条件に一致しなかったリード(申込者)に行うアクションを追加します。
--------------------------------------------
タイプ :アクション
種別 :メール送信
待機期間 :任意
(※例えば、3日と設定した場合は、バッチ処理がされてからの3日間の待機期間になります。)
テンプレート:【STEP1】で作成した「固定のメールアドレス」を差し込んだテンプレート
DM許可 :任意
送信済の宛先に送信:任意 ※一度送信したリード(申込者)に対し送信したくない場合「しない」にします。
クリックカウント:任意
本文を履歴に保存:任意 ※「する」を推奨します。
-------------------------------------------- - 右上の「未保存」ボタンを押して、保存します。
- テストリード(申込者)などを作成し、検証します。
ご留意ください
シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、
一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、
ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」関連マニュアル
関連FAQ
-
ステップメール機能もしくはシナリオ機能を利用することで実現できます。
それぞれ、メリットとデメリットがあるため、比較した上でどちらかの設定を行ってください。
■メリット・デメリット<ステップメール機能>
メリット- メールの送信時間が指定できる。
- 設定が比較的容易。
デメリット
- クリックカウントではなく、トラッキングを元に動作するため、
トラッキングが取得できないリード(申込者)に関してはメールが送信されない可能性がある。
<シナリオ機能>
メリット- クリックカウントの検知を元に作動させることができる。
デメリット
- メールの送信時間が確定できない。
- 設定が比較的複雑。
シナリオ機能にて実現することも可能です。
シナリオ機能で設定する場合は大きく分けて、下記3ステップあります。- リードのアクセス判定を行いたいURLのメールは、送信が完了している前提のご案内です。
- 複数のURLを設定したい場合は、以下の手順に沿い、設定したいURLごとにシナリオを作成します。
【STEP 1】シナリオ用のメールテンプレートの作成
- 全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[メール]タブをクリックします。
- サイドメニュー[テンプレート一覧]をクリックします。
- [新規登録]をクリックします。
- タイトル、本文などを入力します
- 用途:[シナリオ用]のチェックボックスのみにチェックを入れて[登録]ボタンをクリックします。
【STEP 2】検索条件の作成全キャンペーン(セミナー)管理画面(青い画面)より、[リード(申込者)]タブをクリックします。
検索から、「送信対象者の検索条件」を作成します。-
例:ウィザード利用履歴ID:XXを送信しているリード(申込者)
--------------------------------------------
1. ウィザード送信履歴
項目名:ウィザード利用履歴ID
条件:次の値と一致する
入力値:XX
検索種別:すべての条件に一致
式:1
--------------------------------------------
※上記は一例になるため、運用に合わせて詳細検索や複合検索などで絞込みを行ってください。 - [検索条件を保存(全ユーザー使用可)]をクリックします。
【STEP 3】シナリオの登録
特定の条件に一致したリード(申込者)に対してメールを送信する場合は、「タイプ:バッチ」のご利用になります。
タイプの違いにつきましては、以下のマニュアルをご参考ください。
例:URLをクリックしたリード(申込者)にメール送信を行うシナリオの登録
- 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- 新規シナリオの項目を以下のように設定します。
--------------------------------------------
シナリオ名 :任意の名前
エラー通知先 :任意のメールアドレス
繰り返し適用 :任意(1度、当シナリオが適用された方をは除外したい場合、不可を選択します。)
タイプ :バッチ
スケジュール :任意
検索条件 :【STEP 2】で保存した検索条件
-------------------------------------------- -
ホームマーク下の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
--------------------------------------------
タイプ :トリガー
種別 :URLクリック
評価期間 :任意 ※指定可能範囲は 0日~365日です。テンプレート :任意(クリックされたか判断したいURLが記載された送信済のメールテンプレート)
対象URL :ターゲットURLを指定 (対象となるURLを設定します。)
メモ :任意
-------------------------------------------- - 実線上の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
--------------------------------------------
タイプ :アクション
種別 :メール送信
待機期間 :任意
(直前のシナリオのステップを通過後、直ちに実行する場合は0日間を選択します)
テンプレート :【STEP 1】で作成したメールテンプレート
その他設定 :任意
-------------------------------------------- - 右上の「未保存」ボタンをクリックして、保存します。
ご留意ください
シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、
一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、
ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」
関連マニュアル
関連FAQ